Monday, September 17, 2018

ガーミン Vivosmart 4 ~ 睡眠中のSPO2値が測れるようですが。。。


Garmin Vivosmart 4

アメリカのガーミンで、Vivosmart 4がアナウンスされていました。これは、パルスオキシメータの機能を搭載して、一応睡眠中のSPO2値も測れるようです。ただし、現段階では測定の頻度などが詳しくわからないので、睡眠時無呼吸症候群などのデータとして使えるのかどうかは不明です。まだ、アメリカでも医療機器としては認定されていないようですが、参考データを取るのにどの程度有効かは気になるところです。

ただ、先日既に発売されている、別の高級モデルのfenix 5X Plusの場合は、日本向けモデルにはこの機能が除かれていたので、日本向けのモデルがどうなるのかは今の所わかりません。まだ日本のガーミンのサイトには出ていませんので、日本での発売の予定もよくわかりません。アメリカでは数週間で入手できる様で、既にインターネットには幾つかレビューも投稿されています。

面白そうなのでレビューしてみようかと思っています。

Friday, September 14, 2018

最近の睡眠中のSPO2値

最近はCPAPを引き続きCPAPを使っているだけで余り新しい事もなく、ブログの更新も少なくなっていますが。今日は最近のSPO2値の推移を見てみました。

データは今年の5月26日からほぼ毎日記録しています。

約3週間単位で平均を取って見ると改善がよくわかります。

5月下旬から6月中旬 (CPAPなし)

  • SPO2値平均                              94.0 %
  • SPO2値最少                              87.0 %
  • SPO2値の落ち込み5%以上    1.3 / hour
  • SPO2値の落ち込み4~5%        3.0 / hour
  • SPO2値の落ち込み3~4%        8.4 / hour
  • 体重                                           75.1 kg

6月下旬から7月中旬 (CPAP試用時を除く)
  • SPO2値平均                              94.6 %
  • SPO2値最少                              87.3 %
  • SPO2値の落ち込み5%以上    1.1 / hour
  • SPO2値の落ち込み4~5%        2.4 / hour
  • SPO2値の落ち込み3~4%        6.9 / hour
  • 体重                                           73.2 kg
7月下旬から8月中旬 (CPAP使用開始)
  • SPO2値平均                              95 %
  • SPO2値最少                              89.2 %
  • SPO2値の落ち込み5%以上    0.6 / hour
  • SPO2値の落ち込み4~5%        1.6 / hour
  • SPO2値の落ち込み3~4%        5.5 / hour
  • 体重                                           72.0 kg
8月下旬から9月中旬 (CPAP使用)
  • SPO2値平均                              95.6 %
  • SPO2値最少                              91.2 %
  • SPO2値の落ち込み5%以上    0.3 / hour
  • SPO2値の落ち込み4~5%        0.9 / hour
  • SPO2値の落ち込み3~4%        3.8 / hour
  • 体重                                           70.8 kg
SPO2値の落ち込みが3%未満は数が非常に多く有意差がないので省略しています。
恐らく測定誤差もあって余り比較する意味が無いように思います。
6月中旬位までは、自覚症状として朝起きた直後にだるいとか、昼間に強い眠気があるという事も時々ありましたが、6月下旬以降はなくなっています。CPAPを使い始めたのが7月中旬ですが劇的に改善されているのが分かるかと思います。

SPO2値の平均も1.6%改善されていますので、CPAPの効果は高いと言えます。ただ、体重減による効果もあると考えられます。CPAP使用開始前でも、体重が2kg程度減っただけですが、数値は改善されています。ただし、この期間はCPAPは試用していませんが、横向きに寝るようにしたりなど、改善を試した期間でもありました。

CPAP使用後の改善は、体重減による物と、CPAPに慣れて睡眠に質も向上したのではと考えています。暫くはCPAPを使いながらですが、データを取って行こうと思います。少なくても、CPAPと減量による効果は私のケースでは明らかである事が数値からも証明されている形になっています。





Wednesday, September 12, 2018

フォーローアップ (CPAPを使い始めて約2ヶ月になりました)

今日は、CPAPを7月中旬に使い始めて初めてのフォローアップで病院に行ってきました。
予約をしたのは使い始めてすぐなのですが、相変わらずなかなか予約が取れずに2ヶ月後の今日になってしまいました。今日はその報告です。

CPAPの機械は触らず。。。

予約の時に、CPAPの機械を持参する事と言われたので、普段は寝室に置いたままのCPAPの機械を専用のカバンに入れて病院に行きましたが結局カバンをあけることなく終わってしまいました。
一応気になったので聞いたところ、データを見て問題がありそうな場合は、実際に機会を装着して調整したり、アドバイスを受けたりすることもあるので原則持参になっているようです。私の場合は大きな問題がなかったのでその必要はなかったようです。

症状は改善、特に問題はなし!

結論から言うと、私の場合、症状は劇的に改善して、特に問題はなくこのまま継続してCPAPを使うようにというのが、今回のドクターの指示でした。
機械が検出している呼吸停止の回数は1時間当たりの平均でこの1ヶ月は0.4回で、1時間の5回以内に抑えるのが目標なのでこれは、余裕でクリアしているとのことでした。
マスクからのリークも許容範囲以下で問題がないようでした。

CPAPの機械なしの可能性は?

さて、気になるCPAPの機械なしの可能性については、今のところは継続使用の必要アリとの判断でした。

その根拠として、私のCPAPの設定が 6 cm H2O ~ 8 cm H2Oになっていますが、概ね6.1 cm H2OというデータがCPAPの機械に記録されていますが、最大は7.5 cm H2Oになることもあり、これは機械が呼吸停止を検出して送り出す空気の圧力を調整しているためで、呼吸停止がない場合は、基本的に6 cm H2Oを超えないとのことで、現状ではCPAPを使うべきとの判断でした。

体重減はある程度の改善は見込める可能性はありますが、もともとアジア人の顎の骨格というか構造が、睡眠時無呼吸症候群になりやすい傾向があるため、体重を減らしても、多くの場合CPAPを使う方が無難なケースが多いとのことでした。ただ、適正体重を維持するのは他の健康の要素から考えても望ましいので、適正体重に向けての減量は続けるようにとのことでした。

次の予約は?

日本だと保険適用のためには比較的頻繁に医師を受診しないといけないようですが、今回の医師の指示は、1年に1回程度の受診で問題ないようです。もちろん何か問題がある場合は、いつでも受診できます。

ということで、しばらくはCPAPを手放せない様です。引き続き、減量は63㎏前後を目指して続けます!

Thursday, August 30, 2018

減量の進捗


最近は、CPAPのお世話になっていて、余り新しい話がありません。
今日は、8月も終わりになりますので、減量状況です。

前回の減量の報告が約2週間前で、1週間の平均体重が71.6(kg)でしたが、この2週間の進捗は、70.70 (kg) -> 70.66(kg)と少しづつではありますが、何日かは70(kg)を切る日もあるようになりました。4月18日の体重が77.4(kg)ですから約4か月でほぼ7(kg)の減量に成功しました!目標が63~64(kg)(身長170㎝でBMI 22以下)なので丁度中間点という所です。

極端な食事制限はしていないので、今のところ特に辛い所もなく、時折お腹が空いたときは、少し余分に食べる事もあります。

「習慣」にする事が大事

ここまで減量をやってきて改めて思いますが、いかに「習慣」にできるかが大事なような気がします。多少無理をすれば、もう少し速いペースでの減量も可能だと思いますが、続けるのは難しい気がします。変化を少なくして徐々に慣らして「習慣」にしていくのが大事な様な気がします。今の所、もっと食べる量を減らさないといけないのか判りませんが、暫くは現在の「習慣」で体重の減り方を見て行こうと思っています。

効果は?

CPAPを使っているのもあると思いますが、確実に症状は改善されていると思います。CPAPが検出する無呼吸の回数も平均すると1時間に1回以下になっています。(当初の検査では7.2回)

(つづく)


Saturday, August 25, 2018

MyAir ~ ウエブで睡眠データの記録しています



最近は目新しい事は試していませんが、CPAPを使って寝ています。

私が使っているCPAPは、ResMedのAirSense 10 AutoSetというモデルですが、睡眠中のデータを携帯回線を使ってサーバーに送っているようで、このデータを医師や、保険会社がモニターしています。このデータを自分でもアクセスできるようになっていて、PCや携帯電話からデータを見れるようになっています。

保険会社は、使用実績が保険料支払いの前提になっているようで、このデータをもとに保険料を支払っているようです。最近は減量の効果もあって私の症状は大きく改善されていて1時間の呼吸停止は1回以下まで改善しています。(あくまでこのCPAPの機器が検出したものですが。。。)

減量は少なくても私の場合、症状の改善に一役かっているようです。

Monday, August 20, 2018

SPO2値@標高3600m

標高3600m付近でのデーター(2018年8月18-19日の夜)

睡眠時無呼吸症候群の症状のモニターの一つとして最近は、睡眠中のSPO2値を測って記録しています。今日はその番外編です。
(*)(直接は睡眠時無呼吸症候群とは余り関係がありません)

SPO2値と標高

以前にも書いていますが、もともとSPO2値やそれを測定するパルスオキシメータに興味を持ったのは、趣味の登山に関係して高山病との関係からです。標高の高い所に行くと、SPO2値が低下して、その高度に体が順応してくるとSPO2値が通常の値に近くなることが知られていて、SPO2値がこうした、体の状態の指標になりえるからでした。様は低酸素の環境では、体に十分な酸素を取り込むことが出来ずに値が下がる事が知られているという事です。
そんな中、自分自身の睡眠テストの結果にSPO2値があったのを見て、睡眠中のデータを取り始めたというのが経緯です。

標高3600mで測ってみたら?

今までは、連続したSPO2値を測れる機器を持っていなかったので、その瞬間のSPO2値しか測定できなかったのですが、睡眠中のデータを取るということで、連続した機器を手に入れたので、標高の高い所で測ってみようと思っていました。
たまたま、先週末に、Mt. Whitneyというアメリカのカリフォルニア州で一番高い山にハイキングに行ってきたのでデータを取ってきました。
この山は、標高4421mで、1泊2日のハイキングでした。宿泊したのはトレールキャンプと呼ばれる場所で、標高は3666m位です。丁度、富士山の頂上より、少し低いくらいの場所で、多くの登山者に高山病の症状が出る標高と言えます。

それで、測った結果が冒頭のグラフです。平均で77%で最低値が60%という結果でした。
ちなみにその前日の自宅での測定値が以下の様になっています。

自宅での測定値(2018年8月16-17日の夜)

平均で95%で最低値が87%でした。この数値だけを見ると、標高約3600mでのデータは以上に低い事が分かります。最近は睡眠中はCPAPを使っていますので、症状は改善されていますが、16-17日のデータでも87%まで落ちる事が起きています。ただ、このデータは実際の落ち込みとは違う様で、指につけたセンサの接触によるものだと考えられます。詳細のデータを見てみると以下の様になっていました。

8月16-17日のデータの詳細

良く見ると、落ち込みの直前のデータが途切れているのが分かりますので、その後のデータは、正しいデータでない可能性が高いと考えられます。ちなみに、3600mでのデータを同じような解像度で抜き出してみてもこのような不連続な部分は見当たりませんので、以下にこのSPO2値が低いかが分かるかと思います。(全体のデータで切れている部分があるのは、この時は一時的にセンサーが外れていた)


8月18-19日のデータの詳細の例

というのが、データです。

ここからが今日の本題です!

さて、今まで疑問に思っていたのが、睡眠のテストでSPO2値の落ち込みが80~90%で問題にされている事がずっと不思議に思っていた事でした。睡眠時無呼吸症候群による落ち込みはせいぜい長くて数分間だけで、通常はせいぜい1分前後でした(私の場合)。ところが、標高の高い所に行くと殆どが90%以下です。(グラフが赤い部分が90%以下になっています)だからと言って、この標高に数日滞在しても特に問題を感じた事はありませんでした。それで、自分のテストデータを見た時も、90%以下の落ち込みに対しても、余り驚きもしませんでしたし、深く受け止めていませんでした。

データを良く見ると、高度が高い所ではSPO2値の変動が大きいことがよく判ります。実際にリアルタイムの測定でも数値が安定せずにどの値が本当の値かを見るのが難しいと言えます。これは、意識して呼吸したりすると、一時的には数値が改善するというのが1つの理由で、後は体を動かしたりすると変動が激しくなるようでした。ただ言えるのは、一般的には数値は低いという事です。

今回このグラフを見て気づいた事は、心拍数のグラフも同時に出ている事でした。3600mのデータでは、心拍数の平均値が、毎分83.6回、最少値が毎分55回、最大値が毎分111回でした。これが、8月16-17日のデータでは、平均値が毎分52.8回、最小値が毎分46回、最大値が毎分90回でした。ただ、この最大値も実際の値ではない可能性が高いと言えます。最大値の時間が午前3時6分頃ですが、この時も最大値付近でデータが途切れているので、センサの接触や位置が良くなかった可能性が高いのではないかと推測されます。その辺は無視して考えても、毎分30回分の心拍数の差があるという事が改めて判りました。

高所ではSPO2値は低くなるが心拍数も上がる!

つまり、SPO2値は低くなるのですが、定常的にSPO2値が低いために心臓が心拍数を増やして循環の頻度を増やしているという事に気づきました。これはあくまで医学的には素人の推論ですが、体に供給される酸素量は循環量を増やす事で、恐らく同程度の酸素が確保されていると考える事ができるのではと思ったわけです。

睡眠時無呼吸症候群によるSPO2値の落ち込み時のデータを見てみると、SPO2値の落ち込み時は、心拍数も一時的に上昇していますが、その後は元に戻っています。この辺の体のレスポンスの時間は私のデータからは詳しく読み取る事はできませんが、睡眠時無呼吸症候群の場合、一時的にはかなりの低酸素状態が発生すると考えられます。この辺が体に悪影響を及ぼしていると考えられるのではと思います。
高所の場合、いきなりその場所に行くケースは殆どなく、徐々に標高を上げていくわけで、それに応じて体た心拍数を調整して循環を増やしたりしているわけで、一時的に体が低酸素状態になる可能性は低いのではと思います。

SPO2値だけを見ていると、この差が分かりませんでしたが、今回、山でデータを取ってみて大きな違いが判りました。そう考えると、睡眠時無呼吸症候群は怖いかもと改めて思いました。。。。

今日は番外編でした!




Thursday, August 16, 2018

減量の近況! ~順調です!

向こう1年の体重の推移

知らない方の為に!
このブログでも何度か書いていますが、睡眠時無呼吸症候群が疑われて、検査を受けたのが4月で、最終的に睡眠時無呼吸症候群と診断されたのが5月中旬です。
現在はCPAPでの対策を行っていますが、私の場合は、大きな原因の一つが太り過ぎというのもあったので、減量にも取り組んでいます。

40歳を過ぎてからは、比較的定期的にランニングをしているのですが、食べる量も多かった為に、体重も75kgから80kgを少し超えるあたりで推移していました。運動が出来ている時はそれほどでもないのですが、怪我などで運動を休むと胸に違和感を覚えるようになって、医師を受診したのがきっかけで睡眠時無呼吸症候群が見つかりました。

昨年11月から今年2月位にかけても、何度か故障(疲労骨折に繋がるシンスプリント)の兆候があったので、運動を休みがちになって、体重が増えているのが分かります。このような事が年に数回あって、定期的に運動をしていたのですが、体重の増減が結構ありました。

真剣な減量

どうも、胸の痛みの症状が運動に関係あるという感じもあったので、医師を受診したのをきっかけに減量を少し真面目にしています。まずは、運動量の強度を少し落として、故障の原因を減らして、運動を休まないで済むようにしました。年齢が50歳を過ぎているので、やはり、強度の強い運動は少し無理があるようなので方針を転換しました。

もう一つは、食べる絶対量を減らしました。といっても絶食や極端な食事制限は続ける事が難しいので、ますは、炭水化物の摂取量を特に昼食と夕食で60~70%程度まで減らしました。

あとは、昼休みに30分から45分程度会社の周りを歩くようにして、日々のランニング以外の運動もするようにしてみました。

実際に習慣になって機能し始めたのは診断を受けた5月以降で、3月からの減少は運動再開による事が大きいと考えています。最近は体も慣れてきて、体重も順調に減っており、現在の体重は70~71kgで、70kgを切るのが見えてきました。

睡眠時無呼吸症候群への影響は?

これも原因によるようですが、私の場合は「閉塞性」なので、体重を下げる事である程度の効果が期待できる可能性が高いと言われています。CPAPを使い始めて1ヶ月ですが、その前の段階でも、改善が見え始めていました。
現在は、CPAPを使用しているので改善があるのはある程度当然と言えますが、CPAPの機械が検出する呼吸停止の回数も低くなっているので、減量の効果が見えてきていると言えます。

この調子で、60kg台前半の体重を目指して減量を続けようと思います。

向こう1ヶ月の1週間の体重の平均の推移は:
72.34kg -> 71.80kg -> 71.30kg -> 71.06kg
と余り無理をしない範囲で1ヶ月辺り1kg程度の減量に成功しています。

(つづく)



Tuesday, August 14, 2018

CPAP 

約1ヶ月が経ちました!

CPAPの本格運用を始めて、ただ単にCPAPを付けて眠るだけになって、余り報告する事がなくなっていますが、使い始めて1ヶ月が経ちましたので取りあえず報告として投稿しようと思っています。

相変わらず睡眠時間が短いのですが、ほぼ毎日5時間程度はCPAPを使って眠っています。体の方も慣れて来て、余り途中で目が覚めたり、眠りにつくのも早くなりました。
本格運用の前に、いろいろ改善を試みた効果もあって、CPAPなしでも、以前の様な日中の症状はほぼ解消していましたが、CPAPを使っている時の方が、SPO2値の落ち込みも明らかに空くなくなっており、今の所、効果は高いというのがこの1ヶ月の状況です。

ただし、SPO2値の落ち込みはCPAP使用時もないわけではなく、一晩に1回から2回の落ち込みは観測されています。そう考えると、本格運用の前の一晩に1回ないし2回の落ち込みがあったのも、余り大きな問題でない気もします。この辺はもう少しCPAPを使ってデータを集めた上で医師と相談しながら今後の対策は考えようと思っています。

保険の関係で。。。。

私はアメリカに住んでいますので、保険の適用の仕方が日本の物とは少し違います。事前の説明では、1週間の試用の後は、CPAPを購入するような話だったのですが、実際はまだしばらくはレンタルの様な扱いで、暫くは運用する事になっています。その後で、機械を購入するような形になるようです。それまでのレンタル費用は購入時の費用に充てられるようで、実際の負担は余りありませんでした。(私の保険の場合)

保険は90%負担で、初期費用は約15ドル程度で、その後は月々10ドル以下で済む様で、数か月に1回は新しい、マスクやマスクをつけるチューブなどが送られてくるようです。CPAPのデータは携帯の回線で送られていて、医師や、保険会社もそれを見る事ができるようで、運用しているかどうかをチェックされているようです。毎日4時間以上の試用が保険の支払いの基準の様で、70%以上の日で4時間以上の試用が必要とされています。
ということで、CPAP無しでの実験が余りできない状況になっています。夏はキャンプに行ったりもするので、その日は電源が確保できずに使えないのでそれ以外の日はきちんと使わないと保険が出なくなってしまうので。。。

というのが、近況です。暫くは、現在進行中のダイエットについて投稿する予定です。

Monday, July 23, 2018

睡眠時無呼吸症候群と「鼻の通り」


鼻の通りを良くする「ジェル」

CPAPの本格運用が始まって、余り他の事を試していないので最近は報告する事が少なくなってきています。今日は、「鼻の通り」の話です。

CPAPの運用を始める前に、「鼻呼吸」を意識するというのを書きましたが、少なくても私の例では、鼻呼吸は一定の効果があるようでした。私の場合、アレルギー性鼻炎の症状もあって、特に春先は「花粉」の影響で鼻が詰まってしまう事も多く、口を開けて眠る為、朝口がカラカラに乾いてしまう事も多く経験しています。私の睡眠時無呼吸症候群の診断は、今年の花粉の時期が一段落した後だったので、鼻づまりがどの程度症状を悪化させているか、詳しく考えたり、データーを取ったりする機会がなかったのですが、少なくてもインターネットで調べる限りは影響がありそうでした。

CPAPの運用前も、時々鼻の通りが悪いことがあり、SPO2値のデータもそのような夜は悪化する事があったので、抗ヒスタミン剤などを飲んだり、寝室で空気清浄器を使ったりして改善しているのですが、完全とは言えませんでした。
そういう背景もあるので、CPAPの試用時に、鼻が詰まっている場合はどうするのかと質問したところ、冒頭のジェルを勧められました。CPAP使用時も鼻が詰まると、上手く機能せず、先週も1日鼻詰まりが酷い日があって、困った日がありました。

このジェルは、一般の点鼻薬で強い成分が入っている物ではなく、基本的には生理食塩水と、天然の成分でできていて副作用も少ない様で、CPAPの本格運用の前から少し試してみたのですが、ある程度効果があるようなので紹介する事にしました。

日本で手に入るかどうかは判らないのですが、きっと似た様な商品があるのではと思います。

アメリカでは薬局や、アマゾンなどで10ドル以下で買う事ができます。寝る少し前に鼻の穴の入り口に少量つけるだけで、かなり鼻詰まりが解消されます。CPAP無しの時でも効果は大きい様で、SPO2値にも改善がみられました。

CPAP使用時は、鼻が詰まると、口を開けないと苦しくなってしまうため、辛くなるので、こうした対策は大事だとおもいます。



Monday, July 16, 2018

CPAP ~ 本格運用開始!



 睡眠時無呼吸症候群と診断されて、約2ヶ月、ようやくCPAPの本格運用が始まりました。診断されてから、自分でも症状を詳しく把握したいので睡眠時のSPO2値も毎日測定して記録を残しています。これで、対策の効果も判るのでいろいろ役に立っています。

 6月13日にCPAPの機器をピックアップしてきたのでその夜から早速使っていますが、気づいた事が1つありました。
 というのも、前回の試用期間中はSPO2値が下がるような事はなかったのですが、今回は3日ほど使っていますが、睡眠中に何回かSPO2値が下がるのが観測されています。若干機械の設定も異なるところはあるようですが、どうもこのデータは本格運用開始前のデータとほぼ同じ傾向のようです。

 睡眠中のSPO2値を測定しているパルスオキシメーターですが、どうも寝返りなどで動いた時などは誤った測定値を示す事があるようで明らかに起きている時にも下がる事があって、一概にSPO2値が下がっているだけで無呼吸になっているとは判断できない様です。以前のデータから見ると、無呼吸で下がる場合は心拍数が跳ね上がるなど別の要因があるように思えます。実際に、CPAPが使えるようになるまでの間、減量も含めていろいろ対策を行ってきていますが、体重は5kg以上は減っていますし、鼻づまりを解消して鼻呼吸をするようにするなど、確実に高価は上がっているように思います。

 暫くはCPAPを使ってその効果を確認する事にします。

(つづく)

Friday, July 13, 2018

CPAPの試用その後

本格運用もこの機械です!

ようやくCPAPの本格運用開始
少し間が空いてしまいましたが、近況の報告です。
先月(2018年6月)20日に試用の為の機械を借りて来て、5日間の試用をしたわけですが、約3週間かかかって、医師からの処方が機会を扱う会社に行って、実際に本格運用するための連絡が来ました。

アメリカのこの手の手続きは時間がかかるものですが、最初の試験が4月で診断が5月、CPAPの試用が6月、そしてようやく本格的な処置が始まるわけですが、すでに3ヶ月かかっています。今朝、その会社のよって機械をピックアップしてきました。

本格運用に使う機械は試用したものと同じ機種で、ResMedのものです。

当初は購入と聞いていたのですが、詳しく説明を受けたところによると、暫くはレンタル扱いで、機械の調整などを行った後に最終的には購入する事になるようです。

当面の費用は?

気になる費用ですが、今回は最初の設定と消耗品(マスクなど)のお金として自己負担で約30ドル弱を支払いました。基本的には保険が90%をカバーするようです。

暫くは、レンタル扱いで、月々は約10ドル以下の支払いで、保険のカバーを得るためには1日あたり、4時間以上の使用が求められる様です。数か月のレンタルの後、最終的には購入の手続きをするようですが、レンタルで払ったお金の一部は購入の際の代金の一部として当てられるようです。マスクやホースなどの消耗品は定期的に新しい物と交換するようです。

病院の受診は?

使用時のデータは携帯回線を介して業者と病院に送られるようで、後は定期的に医師を受診して状況の確認や、処置の効果などを見る様です。データだけで済む場合はCPAPの機械を持参する必要はない様ですが、場合によっては機器を持って受診して指導を受けたりする事もあるようです。

引き続き私の治療状況をレポートしていきます。


Monday, July 2, 2018

減量の状況 ~ 減って来ています!


この1ヶ月の体重の推移

鼻呼吸の効果を検証中ですが、今日は減量の現状についての報告です。
まずは、昨日の体重が73.4kgでした。4週間前が、75.6kgでした。1週間単位での平均を見ても、6月1週目の平均(6月5日から11日)が75kgで、先週の平均が73.63kgですので、1.3kg程度体重が減りました。ということで、1ヶ月の目標が1kg強ですから、減量の方は順調だと思います。

SPO2値の測定結果からも、体重による改善もある程度はあるのだと考えています。鼻呼吸など、別の対策も考えていますが、体重減による効果も無視はできないのではと考えています。体脂肪率(体重計による推定値)も1ヶ月前は20%でしたが、最近は17~18%まで改善しています。BMIも25に近くなってきています。
やはり、CPAPを使用した場合の数値は確実に良い値になっていますので、睡眠時無呼吸症候群の症状としてSPO2値の落ち込みがなくなったわけではありませんが、改善はみられています。という事で、減量の方は引き続き行って改善の推移を見て行こうと思います。

(つづく)



Saturday, June 30, 2018

鼻呼吸(3)~ある程度効果はあるようですが。。。


2018年6月29日から30日の睡眠中のSPO2値


鼻呼吸を試して5日目になりました!

鼻呼吸が効果がありどうだという事で、意識して鼻呼吸をして寝ようと試みて5日目になりました。最初の2日程度はよかったのですが、3日目ぐらいから睡眠の始めの部分でSPO2値の落ち込みが見られるようになりました。

ただ、明け方はほとんど落ち込みがみられないので、その理由を考えてみました。

CPAPは鼻の通りをよくする効果もある

まず言えるのが、CPAPは鼻の通りをよくするのにも貢献しているだろうという事です。使用開始時に、完全に鼻が詰まっている場合は別として、ある程度通っている場合は、強制的に圧力のかかった空気を送っていますし、しかも私が借りていた機種では湿った空気を送っていることもあって、鼻の通りを改善する役割も負っているような気がします。
5日間の試用でしたが、朝起きた時は鼻の通りもすっきりしていましたし、改善されていたように思えます。試用が終わって、数日使用しなかった事もあって、また元に戻ってしまったという可能性があるように思えました。

空気洗浄機の効果

私は寝る際に、寝室の空気洗浄機をつけて寝るのですが、寝始めの頃は、アレルギーの原因になるものがまだ、部屋の中に散乱していて、鼻が詰まる原因になっているのかもしれません。鼻の通りが悪くなることで、自然に口呼吸になってしまい、状態を悪くしていると考えると説明がつく気がします。しばらくして、室内の空気が綺麗になって、鼻詰まりの要因が減ると、鼻呼吸ができるようになって、鼻呼吸をしているのではないかと考えられます。起きた時は比較的鼻の状態は悪くないので、恐らくこの推測も妥当ではないかと思います。

昨晩のデータですが、一番最初の落ち込みはおそらく、本当の落ち込みではないと思いますが、午前0時55分前後の落ち込みはおそらく、呼吸が止まっての落ち込みではないかと考えられます。しかし、落ち込みは時間を追うごとに少なくなっています。

今後試すことは?

今回の物はあくまで推測なので、もう少しデータを集めてみようと考えています。

  • 一つは寝室の空気清浄機を寝る少し前からつけておく
  • もう一つは鼻の通りをさらに改善してみる。ということで、鼻炎用の点鼻薬を使ってみようかと思っています。ただ、点鼻薬もいろいろあってものによっては非常に強い薬を使っているものも多く、使い始めると癖になるというものも多いので、今回は、自然成分のみの点鼻薬を使ってみようかと考えています。既にオーダーしたのですが、届くまでには少し時間がかかるようで、予定では来週の金曜日(7月6日)なので、試すのはそれ以降になりそうです。

(つづく)

Wednesday, June 27, 2018

鼻呼吸(2) ~ まだ2日めですが、SPO2値のデータは良い傾向です

睡眠中のSPO2値
2018年6月26日~27日

鼻呼吸の効果は?

CPAPの試用が終わり、暫くはまたCPAPなしの状態になりました。
現在は、医師が試用中に収集したデータの解析をして処方を作成してもらうまでは、保険適用では購入できないので暫くはそれを待つ状態です。まだ、少し時間がかかるようです。

その間、また自分なりの対策を試しているわけですが、その一つが昨日から書いている「鼻呼吸」です。やっていることは、寝る前にスプレーで鼻の通りを良くして、意識して鼻で呼吸をする事と、口を閉じる事です。まだ2日ですが、昨日は良いデータが取れました。

最初の部分でSPO2値の落ち込みがありますが、この時は確実に起きていたので、センサーの接触など他の要因でSPO2値の読みが下がったと考えられます。その後は、大きな落ち込むもなく、CPAPを使っている時に近いデータになりました。一昨日のデータでは2回ほど大きな落ち込みがあったのですが、今日はありませんでした。引き続きデータを取る必要はあると思いますが、良い結果が出ているので、もう少しこれを確実にできないかも含めて検証を続けます。

何はともあれ良い知らせかもしれません。

(つづく)


Tuesday, June 26, 2018

鼻呼吸! ~ もう一つの改善?


マスクを選んだもう一つの理由

 昨日の投稿で触れましたが、鼻の穴に直接当てるタイプのマスクを選んだのにはもう一つ理由があります。それは、試用3日目の事ですが、この日は鼻全体を覆うマスクを試す予定で、そのマスクをつけてベッドに入りました。

ところが。。。。です! 何故か苦しくて眠れませんでした!!

理由は、鼻が詰まっていて呼吸が上手くできなかったのです!花粉症の季節も終わって、最近は持病のアレルギー性鼻炎も余り酷くなくて問題はなかったのですが、この日は何故かやや鼻詰まりでした。CPAPのマスクは鼻から空気を送って気道の閉塞を防ぐというのが原理なわけです。鼻全体を覆うマスクの方が、顔への密着するエリアが大きく空気が隙間から漏れづらい様です。マスク自体にも空気を抜くような仕組みがあって、手をかざすと空気が出ているのも判るのですが、鼻が詰まっているとどうも呼吸が上手くできないようです。口を開けると口から注入した空気が出て行ってしまいますし、口も乾きやすくなります。それで、CPAP使用時は基本的に口を閉じて鼻呼吸になるわけですが、鼻が詰まっているとこれが難しいようです。

鼻をかんだり、アレルギーの薬を飲んだりしましたが、うまくいかずに、前日まで試していた、鼻の鼻に個別に当てるタイプのマスクにしたら何とか寝る事ができました。こちらの方が、鼻への密着が弱い分、苦しいときは隙間から空気が漏れてくれて幾らか楽なようでした。最初は、鼻全体を覆うマスクの装着方法に問題があるのかと思ったのですが、翌日は鼻詰まりも殆どなく、問題なくマスクをつけて眠る事ができたので、実際は鼻詰まりが問題だったのではと思います。
私は、アレルギー性鼻炎で春先は花粉症のアレルギー症状が酷く、この経験を考えると多少機能は劣っても、鼻の穴に当てるタイプの方が、鼻が詰まった際は良いのではないかと思い、最終的にこのマスクを選びました。

もう一つの改善策?

この「鼻づまり問題」を考えていて、分かった事が1つありました。今回の試用期間では、まだ慣れない事もあって、CPAPの試用は最初の4時間程度であとの睡眠時間はマスクを外して寝ていました。ところが、睡眠中のSPO2値のデータを見ているとCPAPを外した後も落ち込みが見られない事が分かりました。冒頭のSPO2値のデータは2018年6月23日から24日にかけての物で、この日は鼻全体を覆うタイプのマスクをつけて眠りましたが、午前5時過ぎにマスクを外しています。5時以降小さな落ち込みはやや増えるのですが、大きな落ち込みはありません。CPAP無しの場合、数回は大きな落ち込みがあって、SPO2値が90%以下になる場合が多いのが何日も観測されていますが、この試用の5日間はCPAPを外した後にそのような大きな落ち込みは1度も観測されませんでした。

CPAPを使っていると、鼻に空気を送っているので、鼻の通りが良くなっており、鼻呼吸が自然に出来るようになっているのではと考えたわけです。インターネットで検索をすると、口呼吸の方が閉塞が起こりやすく、鼻呼吸の方が閉塞しずらいという記事もあったので、もしかしたらと思い、昨晩、寝る前に鼻の通りが良くなるように、スプレイで洗浄して、鼻の通りを良くして、意識して口を閉じて鼻呼吸で寝るようにしてみました。そうしたところ、大きな落ち込みが殆ど見られませんでした。

まだ、確実なデータではありませんが、可能性があると思われるので、実際にCPAPを購入するまでの間、鼻の通りを良くして、鼻呼吸をする事で改善が見られるかのデータを取ってみようと思っています。

(つづく)



Monday, June 25, 2018

CPAP試用期間終了!


鼻全体を覆うマスクの例
(2018年6月23日から24日の睡眠時のSPO2値)

CPAPの試用期間が終わりました!

CPAPの試用期間が終わりました。5日間だけなのであっという間でした。まだ、マスクをつけて寝るのに慣れる事ができず、結局、毎晩約4時間程度でマスクを外していました。これは、ぐっすり眠る事が出来なかったので翌日の影響を少なくするためですが、マスクを外した後は比較的ぐっすり眠る事ができて、翌日には余り影響はありませんでした。

マスクの違い

昨日も、マスクの違いについて書いたのですが、今日は睡眠時のSPO2値のデータを見ながらその違いについて考えてみたいと思います。まずは、冒頭のグラフですが、これは鼻全体を覆うタイプのマスクをして眠った時のデータです。SPO2値の大きな落ち込みは見られず、SPO2値の最低値も93%でした。これでも、結構低い値ですが、CPAPなしの場合に比べて大きく改善されているのは間違いありません。(CPAPなしだと90%かそれ以下になる場合が殆どで、何回か大きな落ち込みが観測されています。)

次が、鼻の穴に直接当てるタイプのマスクをした場合のデータです。



鼻の穴に直接当てるタイプのマスク
(2018年6月24日から25日の睡眠中のSPO2値)

 このデータを見ると睡眠初期に何回か大きな落ち込みが見られます。最低値は90%ですが、全体の落ち込み回数はCPAPを使わない場合よりは少なくなっています。これは、昨日も書いていますが、このマスクはずれやすく、ずれてしまった場合は空気が漏れて効果が悪くなるためだと思います。実際は、装着感からこのタイプのマスクを使った日の方が多かったのですが、似た様な傾向のデータが取れています。

データからは鼻全体を覆うマスクの方が優れている!

鼻全体を覆うマスクの方がデータ的には優れているように見えます。実際にずれづらく、しっかり鼻全体をカバーするため空気の漏れも少なく、効果が高い物と考えられます。ただ逆に、実際に装着して場合顔に触れている部分が多いために装着感は悪くなっているのだと思います。ただ、鼻の穴を覆うタイプの装着感が非常に良いかと言うとこれも疑問です。

2018年6月24日から25日の睡眠の深さのデータ
(ガーミンコネクトより)
上のデータは、睡眠の深さの目安を睡眠中の動きから推測しているものです。この日は鼻の穴に直接当てるタイプのマスクを使っていますが、午前4時前から、短い間隔で目が覚めるようになって、午前4時過ぎにマスクをはずしました。その後は、深い睡眠になっている事がわかります。やはり、慣れの問題があるのだとは思いますが、マスクを装着するのは、別の意味で「寝づらい」状況になっているように思います。

 結局、試用期間の最後に、どのマスクを希望するかを書く用紙があったのですが、装着感を優先して、鼻の穴に当てるタイプのマスクを選びました。選んだ理由は、装着感が一番だったのですが、もう一つ理由がありました。その辺は、次の投稿で書こうと思っています。

(つづく)




Sunday, June 24, 2018

CPAPのマスクのタイプは?

鼻全体を覆うマスク

現在CPAPの試用期間中です!

今回は2種類のマスクを借りてきていて、両方試しています。選択肢としては、3種類あったのですが、試せるのは1度に2つまでということで、以下の2種類を借りてきています。

  • 鼻全体を覆うタイプのマスク
  • 鼻の穴に当てるタイプのマスク

鼻の穴に当てるタイプのマスク

もう一つは、フルフェースで鼻と口を覆うようなマスクですが、着けていると眠れないような印象だったので、覆う部分が少ない2種類を選びました。

試用は5日間だけで、最初の2日は鼻の穴に当てるタイプのマスクを使用しました。特に問題もなかったのですが、どうしても数時間で目が覚めてしまい、明け方は外して眠る事になりました。

第3日目は、鼻全体を覆うマスクをしていたのですが、何故か1時間以上経っても寝付けずに苦しくなったので結局前の2日と同じように鼻の穴に当てるタイプのマスクを使いました。ただ、これはマスクが悪かったというよりは、鼻が詰まり気味だったことが一つと、もう一つは装着位置が余り良くなかったようでした。翌日は付ける位置を調整して寝たところ特に問題もなく明け方まで眠ることができました。意外にも付ける位置は大事なようでした。

どちらが良いのか?

さて、私の保険がカバーするのはマスクは一つだけなので、実際に購入する際にはどちらかのマスクを選ばないといけません。別に保険のカバー外で買うと結構高いようです。(値段は今のところは不明です。。。)

そこで、短期間ですが使用した感想としては、

鼻の穴に当てるタイプ
良い点
  • 装着感が良い(覆っている部分が少ないため違和感は少ない感じがしました)
悪い点
  • 横向きに寝るとずれる事がある

鼻全体を覆うタイプ
良い点
  • 横向きに寝てもずれにくいようです。
  • 鼻への空気の流れというか圧力は違和感が少ない
悪い点
  • 装着感は覆っている部分が多くなる分、違和感が大きいので慣れが必要
  • 装着位置をきちんとする必要がある(ずれているとうまく機能しないようです)
おそらく、機能的には鼻全体を覆うタイプの方がずれにくいし優れているような気がします。しかしながら、長期間使うことを考えると装着感が少しでも良い方がよいのではないかと思います。

病院の説明では医師の処方をもらって、購入してから30日間はマスクの交換ができるとのことなので、とりあえず鼻の穴に当てるタイプにしようかと思っています。

(つづく)



Friday, June 22, 2018

CPAP 試用2日 ~ 長時間はつらい!?

2018年6月21日~22日の睡眠中のSPO2値

試用2日目になりました!

昨晩は試用2日目になりました。初日よりは比較的早く眠りにつけたと思います。ベッドに入ったのが午後11時25分頃で、ガーミンの睡眠のデータからは午後11時40分には眠っていたようです。確かに比較的短時間で睡眠に入ったと思われます。

昨晩は睡眠初期に落ち込みが。。。

昨晩のデータも全体的には、CPAP無しの場合に比べれば改善されていると言えると思いますが、昨晩の場合は眠り始めた最初の頃に何回か落ち込みがあります。時間にすると、午後11時41分位から10分位の間に何回かと、午前0時30分前後に何回かSPO2値が90%近くまで低下しています。概要のグラフだと判りづらいので詳細のグラフを以下に示します。

午後11時30分から午前0時30分
午前0時30分から午前1時30分

全体のグラフからも判るかと思いますが、この2か所がこの晩のSPO2値の最低値でした。原因としては、鼻に装着したマスクが多少ずれてしまっていたのではと考えています。その後は安定しています。

ただ、やはり3時過ぎに何回か目が覚めてしまい、結局午前3時40分位にマスクを外しました。従ってこの日も約4時間の装着でした。ただ、不思議な事にマスクを外して寝ても、大きなSPO2値の落ち込みはありませんでした。CPAPを使うと何か改善されるのでしょうか?その辺は疑問の残るところですが、明らかにCPAP無しで普通に寝た時よりは良いデータだと思います。

詳細のデータを見ると、CPAPが正常に機能していると思われる部分ではSPO2値は非常に安定していて変動も少ないのですが、CPAPを外すと、大きな落ち込みは無い物のSPO2値の変動幅は確実に大きくなっています。

これは標高の高い登山で経験している事なのですが、SPO2値は呼吸の仕方によって大きく変動する場合が多く、意識して深呼吸を続けていると、SPO2値が安定してかつ意識して深呼吸をしていない場合に比べると高くなる事が分かっています。
これを考えると、CPAPは単に気道を圧力のかかった空気で広げるだけでは無くて、呼吸を安定させる役目も果たしているのだと思われます。

ガーミンの睡眠データ

参考までに昨夜のガーミンの睡眠データです。昨夜はすんなりと睡眠に入れとこともあって、睡眠初期にも比較的深い睡眠が見られますが、夜中に目が覚めるまでの数時間は概して、睡眠が浅く、結局途中でマスクを外しました。これを見ると、まだ長時間の装着は、呼吸以外の睡眠と言う観点ではまだ問題があると言える気がします。

ただし、CPAPを着用した後は、先にも書いた通り、比較的SPO2値が全く使用しない場合に比べて改善しているので数時間でも使用すると効果があるように見えます。

ちなみに、朝や昼間の症状は大きく改善しています!

引き続きデータを収集してレポートしていきます。

(つづく)







Thursday, June 21, 2018

CPAP ~ 試用1日目の結果です! 凄いかも。。。


2018年6月20~21日の睡眠中のSPO2値

試用1日目です!

昨日、CPAPを病院より借用してきて昨晩始めて試用しました。
CPAPでもSPO2値と心拍数をモニターしているのですが、データを自分では取り出す事ができないので、いつものように自前のパルスオキシ―メーターをつけて別にデータを取りました。これで、これまでのデータとの比較も出来るので、効果の程もより明確になると考えました。

まずは結果から!

冒頭のデータが睡眠中のSPO2値と心拍数です。明らかに大きなSPO2の落ち込みがなくなっています。今まで「横向きに寝る」などで見られた改善とは明らかに大きく違います。

使用感は?

さて、大事な使用感ですが。。。。言われていた通り、中々寝付けませんでした。
病院で最低4時間は毎晩使ってデータを収集してくださいと言われたので、大体深夜12時にベッドに入って、午前4時まで使いました。何とか眠りに入ったようですが、午前4時ごろ目が覚めてしまい、4時間経っていたのでマスクを外しました。


 ガーミンのデバイスによる睡眠の深さ

参考までに、ガーミンのランニングデバイスの機能で睡眠の深さの目安が分かるので、示しました。ベッドに入ったのは深夜12時頃だったのですが、眠りに入ったのは12時46分頃の様です。いつもよりは眠りに入るのに時間がかかっています。また暫くは浅い睡眠だったようです。取りあえずはそこそこ深い睡眠も取れた様ですが、午前4時頃に目が覚めた時はつけているのが辛かったので外して寝ました。その後は暫く深い睡眠がとれた様です。

いずれにしても、慣れてくると思うので、5日間の試用を続けてレポートします。
なお、睡眠中にCPAPで収集したデータを元に、医師が解析をして、自分が購入するCPAPの設定データとして処方箋を作成するようです。

(つづく)


Wednesday, June 20, 2018

CPAPを借りてきました! ~ 今夜から試用開始!


今日は、病院の予約日でCPAPの機器の説明を受けて借りてきました!今夜から試用開始です。使用は5日間で、来週の月曜日に返却します。返却後、医師がデータを解析して設定の為の処方箋を書いて、実際に購入という流れです。(アメリカでの話です!)

ResMedという会社の機械です。AirSense(TM) 10 CPAPという機種でした。

試用の中身は?

  • 1日4時間以上5日間使用する
  • 睡眠中のデータをこの機械で収集
  • データを元に個別の設定を決める
  • 2種類のマスクを試す
という物です。マスクは鼻の穴につけるタイプと、鼻全体にかぶせるタイプを借りてきました。希望すれば、口もカバーされるフルフェースのマスクも選べますが、口が覆われると気持ちが悪いため、この2種類にしました。貸し出されるマスクは2個までなので取りあえずこれを試す事にします。

マスクの他にSPO2値を測る為のセンサをこの機械に接続して、SPO2値と心拍数のデータを取る様です。私は、従来通り、自分のパルスオキシメーターを付けて効果の程を調べてレポートしようと考えています。

明日からレポートを投稿します。

(つづく)

Tuesday, June 19, 2018

ようやくCPAPを試せます。。。

睡眠時無呼吸症候群と診断されてから1ヶ月余り、ようやく明日、病院の予約の日になりました。予定では明日から1週間試用して効果を確認した後、購入する形でCPAPが使えるようになります。

日本ではレンタルが主流のようですが、こちらアメリカでは基本は購入のようです。どの程度、保険がカバーするかは不明ですが、一応、少しは保険も効くようです。

この1ヶ月間は自分なりの改善策を試してきましたが、一通りこれまでの結果をまとめておこうと思います。


  1. 減量ー診断されてから約1kg程、検査の日からは2~3kg体重が減りましたが、目に見える効果は今の所ありません。ある程度まとまった体重減(脂肪減)が伴わないと効果が見られない事も多いようなので、引き続き減量は続けて行きます。
  2. 「横向きに寝る」、少なくとも私の場合は睡眠中のSPO2値の測定結果からは効果があるようです。ただ、寝返りで仰向けになってしまう事も多く、完全な対策とはいえないようですが、やってみる価値はあるかと思います。
  3. ウエストポーチにボールをいれて背中側になるように身に着けて寝る。これは、横向きに寝る事を強制する為に試しました。SPO2値の値は改善されるように見えますが、寝返りで仰向けになった時に目が覚めてしまう事も多く、睡眠全体を見ると、問題もあるように思えます。一連の対策の中では疑問の残る方法だと思います。
  4. アレルギー性鼻炎対策。今の季節はそれほどではないのですが、春先などは結構重要かと思います。私は、寝室に空気清浄器を入れていて、必要に応じてアレルギーの薬を取っています。鼻が詰まって口呼吸になると症状はやや悪化するようです。
とこのような感じになるかと思います。いろいろ意識するようになって、日中や朝の起床時の症状は以前よりはかなり改善されています。

引き続き、SPO2値の測定と、CPAPの治療についても投稿して行く予定です!

(つづく)

Sunday, June 17, 2018

減量 ~ 貧血に注意!

問題発生!

睡眠時無呼吸症候群の改善策の一つとして減量にも取り組んでいます。
少しづつではありますが、体重も減少方向で進んでいます。ところが、先週一つ問題が発生しました!

というのも、最近は体のデーターとして、体重や睡眠中のSPO2値の他にも心拍数や、血圧などのデータもほぼ毎日記録しています。私の血圧はここしばらくは上が120、下が60位の値で推移していたのですが、2週間ぐらい前からまずは下の血圧が50(㎜Hg)台になるようになって、先週は1度だけですが、上の値も82(㎜Hg)という少し異常の値でした。

どうやら貧血のようで。。。

どうも、貧血が原因のようでした。食事制限といっても基本的には炭水化物の摂取量を調整していただけなのですが、減量をしているという事で妻が、食事に気を使ってくれていて、おかずの方も、野菜中心で食物繊維の多いものを中心に変えてくれていて、最近は肉などの食べる量が減っていたのがどうも原因のようでした。(*)(確認できていません)

一応鉄のサプリメントと鉄の吸収を助けるために良いとされるビタミンCを3日程取ったところ元の血圧に戻りました。

原因がよくわからないので素人判断はよくないと思いますので、近々医師の診断も受けようと思っています。

(つづく)

Saturday, June 16, 2018

横向きに寝るには? ~ ウエストポーチの効果

寝るときに背中に。。。

さて、前回投稿した、横向きに寝る工夫策として、プラスチックのボールを入れたウエストポーチを着けて寝るという方法をこの数日間試した感想をレポートします。

締め加減が難しい!

まず、気になったのは締め加減が難しい事です。締めすぎると、きつくてよく眠れないというのがありました。後は締め加減は良いのかもしれませんが、気になって眠れないという部分もあったかと思います。数日やってみて慣れてくると次第にややきつめでも眠れるようになったように思います。

問題は、緩すぎると寝返りを打った時にずれてしまって、仰向けになっているという事がありました。

夜中に目が覚める!

あとは、寝返りを打って仰向けの体制になると、このボールが背中に当たって寝にくくなるために、起きてしまうという事もありました。特にやり始めた頃はこの傾向が強く夜中に何度か目を覚ましました。ぐっすりと眠れないという意味では慣れるまでは逆効果である気もしますが、慣れてくるとそれなりに眠れるようになりました。

問題の効果は?

問題の効果ですが、SPO2値の測定結果から言えば、改善が見られます。少なくても仰向けに寝た場合夜中に、数回のSPO2値の落ち込みが見られましたが、この方法を始めてからは、夜中に1回くらいに減少しています。意識して横向きに寝ようとしても、どうしても寝返りで仰向けになってしまうことが多く、夜中に2~3回程度は落ち込みが見られたのですが、この方法では夜中に1回位までで抑えられています。原因は明け方近くになると、ベルトが緩む場合が多いらしく、朝起きた時はポーチは脇にずれて仰向けで寝ているというのが恐らく理由だと思います。

少なくても、私の場合は一定の効果が期待できると考えられます。特に閉塞性の睡眠時無呼吸症候群の場合は、ある程度は効果が期待できる可能性はあると思います。

今週からは、CPAPの試用が始まるので、それまではこの方法でデータを集めておこうと思います。

(つづく)




Friday, June 15, 2018

横向きに寝るには? 

このボールで横向きに寝るのを強制!

気づくと仰向けに!

睡眠時無呼吸症候群の症状改善の一つに仰向けではなく「横向きに寝る」というのがある様です。全ての人に効果があるわけでは無いようなんですが、閉塞性の場合はある程度効果が期待できるとされています。
私自身もCPAPの治療を待つ間、改善策として意識して横向きに寝るというのを試していますが、横向きで寝ている間はある程度改善があるように見えます。これは、睡眠中のSPO2値を測っていても、ある程度の改善があるように見えます。

ただ、眠っている間はいくら意識していても、寝返りを打つもので時折夜中に目を覚ますといつの間にか仰向けに寝ている事がかなりあります。

改善策は?

そこで、もう少し何とか強制的に横向きで寝られないかといろいろ調べましたが、背中に枕を固定するとか、バックパックを身に着けて寝るとかあったのですが、どうも余り眠れそうにないので、自分なりに考えた結果、プラスチックのボールを近くの雑貨店で見つけたので、それを使って見る事にしました。上記の写真のようなプラスチックのボール、ちょうどソフトボール位の大きさの物が数ドル(2ドル位)で売っていたので買ってきました。
2個入れるといい感じの大きさに!

これを写真のようにウエストポーチに入れて、寝る時にポーチが背中に来るようにつけて眠るという方策を試す事にしました。これで、仰向けになるとボールが邪魔で寝にくい状態になるので、仰向けになってもまた横向きに戻るのではという思惑です。

これをつけて、数日間、睡眠中のSPO2値を測って効果のほどを試そうと思います。

(つづく)


Thursday, June 14, 2018

診断から約1ヶ月 ~ ようやく来週からCPAPの治療を始めます

睡眠時無呼吸症候群と診断されてから約1ヶ月たちました。

ようやく来週からCPAPの治療が始められそうです!

私はアメリカに住んでいるのですが、こちらでは、治療のためのCPAPという鼻から圧力のかかった空気を入れて、気道の閉塞を改善する機器は基本的に購入するのが一般的な様です。購入に当たっては、それに先立って、病院で使い方などの説明を受けて、約1週間試用した後で、効果があるようならば購入するという流れになっています。

病院での説明と機器のレンタルの為には予約を取らないといけないのですが、これがなかなか取れず、診断後すぐに予約したのですが、最短で1ヶ月以上待たされることになってしまいました。予約は来週で6月20日です。ということでようやく来週から治療が始められる事になりました。

待っている間も。。。
私の場合は、まだ軽度の睡眠時無呼吸症候群という事で、優先度が低いというのも予約がなかなか取れない理由の一つだと思うのですが、軽度であるのである程度は自分でも改善可能だと思いいろいろ試しています。その辺をこのブログで投稿してきたわけですが、最近の近況です。

今までの投稿をご覧の方はご存知だとおもいますが、試しているのは

  • なるべく横向きで寝る
  • 減量ー長期的には63kg程度、当面は70kgを目標にしています
効果を確認するために、睡眠中のSPO2値を測っています。減量の方は効果が表れるまでに少し時間がかかると思いますが、横向きに寝るのはある程度効果があるようです。ただ、意識しても寝返りなどを打つと仰向けで眠ってしまう事も多く、SPO2値のデータを見ると一晩に数回(最近は1~2回)は大きな落ち込みで90%以下になる事もあるようです。

ただ、自覚症状は改善されていて、朝の倦怠感や疲労感は睡眠時間が殆ど変らない中で感じる事は殆どなくなりました。昼間、特に昼食後の午後2時過ぎに眠くなることはありますが、以前よりは眠気の強さなどは改善されてきている様です。

現在、横向きで寝る事を強制するような試みも行っていますので、来週からはCPAPの効果を含めて、私の取り組みを引き続き投稿していきます。

(つづく)



Wednesday, June 13, 2018

減量 ~ この1ヶ月の効果は?

さて本格的に減量を続けていますが、この1ヶ月程の効果を見てみる事にしました。体重は基本的に夕食後、運動をする前に測って運動しない日とも比較できるようにしています。運動後は、汗などで水分が失われる為に、約45分間のランニングで0.6~1kg程度体重が減少します。また、食事などで体重は日々変動するので、7日ごとに平均をとって、この7日間の平均値で体重の推移を見ていく事にしました。
                                                                  運動によるカロリー  奏ステップ数

  • 5月8日から5月14日  75.6kg  0           28,983
  • 5月15日から5月21日      75.7kg  1,029                                  44,100
  • 5月22日から5月28日      75.3kg  2,333                                  93,326
  • 5月29日から6月4日        75.7kg  2,146                                  73,002
  • 6月5日から6月11日        75.0kg  3,086                                100,590
という感じでした。外食が多かったり、お酒を多めに飲んだ週の体重は増えてしまっているようですが、一応減少傾向は維持しているようです。ただ、1ヶ月に1kg程度の減量を目標にしているので、0.6kgというのは少し目標よりは少ない様です。

取りあえずは、食べ過ぎに気を付けながら様子を見る事にしますが、来月も1kgの減量が達成できない場合は、若干見直しをかけようと思います。

まだまだ、先は長そうですが、頑張ります!

(つづく)

Tuesday, June 12, 2018

減量 ~ 運動だけでは厳しい!

現在の減量の方針は何回も書いているように

  • 1日おきのランニング40分から2時間程度
  • ランイニングをしない日は40分程度のステーションバイク
  • 平日の約1時間のウオーキング
食事の方は
  • 炭水化物の10~20%減
  • 夜10時以降の飲食をしない
という感じです。現在の体重が75kg+で、従来の生活は上記のうち、1日おきのランニングだけでした。これで、過去のデータから74~75kgあたりで体重が落ち着くと考えられるので追加の項目を入れています。

少しこれを科学的に見て行きます。

運動で消費するエネルギーは、概算では

   体重(kg)x走った距離(kg)=消費エネルギー(kcal)
で概算されるとされています。この値は、ガーミンのランニングデバイスが推定する値にも近くなっています。(評価に心拍数を考慮しているようです)
また、ウォーキングの場合は、これに対して「0.8」を書けたものが消費エネルギーとされています。つまり、約20%少なくなります。これも、ガーミンのランニングデバイスの推定値に近いと思います。この辺の計算の例や根拠はインターネットで検索して調べています。

最近平日のランニングの距離は7.1kmですので、計算すると、532.5kcalという事になります。1時間のウォーキングは約4km歩くとして、20%減で計算すると、240kcalという事になります。

食事の量は炭水化物の10~20%減としていますが、今までは、どんぶりに2杯程度のご飯を食べていたのですが、これを茶わんで2杯程度に減らしています。どんぶり1杯分のカロリーは、約400kcalで茶わん1杯だと、235kcal位とされていました。これもインターネットで調べています。実際は、朝はどんぶり1杯が茶わん1杯、昼も朝と同じ程度、夜はどんぶり2杯が茶わん1杯にしているので、カロリーを考えると摂取量は実際は半分に近くなっているようです。大まかに1日で800kcal少なくなる事になります。

運動が1日あたりに換算すると、ウォーキングの分が、240kcalを週5日で、1日平均が170kcal、ステーションバイクが週に3回として、1回あたりが、概ね200‘kcalていどなので、1日平均にすると85kcalで、合計すると、約1000kcal従来より減る事になります。
単純計算だと1日に138g程度の脂肪が減る計算になります。

実際に、1日あたりで0.1kg減っているかと言うと実際は疑問ですが、1週間で0.2~0.3kgは減っているので、他の食べ物による影響や、運動の量や強さの違いを考えれば、それなりに納得のできる数字かなと思います。実際に、ご飯の量も半分という所には少し疑問の残るので、現実的な数字だと思います。

ここで改めて数字を見てみると、7kmをジョギングより少し早いペースで走って、約500kcalで、1時間歩いて、240kcalですから、ランニングがどんぶり1杯分のご飯で、ウォーキングが茶わん1杯分のご飯に相当するエネルギーという事になります。それを考えると、運動するのは別の意味で重要だとしても、食べる量を減らさずに運動だけで同じようなカロリー収支を考えると、相当量の運動をしなければいけない事がわかります。
そう考えると、それなりの体重減を目標にした減量の場合、食事のある程度の制限は必須である事がわかります。

(つづく)

Monday, June 11, 2018

減量 ~ 成功のポイントは?

睡眠時無呼吸症候群の症状改善の為に減量に取り組んでいます。今日は成功のポイントについて考えてみました。

過去の経験から

ここ10年程の間、ある程度自分は肥満であることは気づいていました。それもあって、約10年弱の間、定期的なランニングをしてきました。実際、一時は90kgを越えていた体重は現在は75~77kgあたりで落ち着いています。

ところが、前回までの投稿でも書いていますが、怪我や病気などでランニングを2週間以上休むことがあると、体重は毎回増えてしまいます。休む期間にもよりますが、1ヶ月以上になると85kgを越えてしまう事が何回もありました。

問題は?

何故増えるかは簡単で、運動量(消費するエネルギー量)が減っているのに食べる量は殆ど変らないからです。単純に、運動を休む場合食べる量を減らせばよいわけですが、現実的には少し難しい物があります。それは、「習慣」だからだと思います。
食事の場合は、全て自分で用意しているわけでもなく、作る量なども含めて他人に依存する部分も大きく、怪我をしたからと言って直に変えるのは難しい部分もありますし、急に食べる量を減らしたりすると、食事の時間になる前にお腹が空いてしまったりします。その辺が問題で結局、食生活は余り変わらないまま、運動量が減るという事になります。

体重を減らすだけならば。。。

また、体重を減らすだけならば、食べる量を極端に制限すれば確実に減ると思います。先日、健康診断の一貫で大腸カメラ(大腸の内視鏡検査)の為に、食事制限があって、検査の前日から当日は、流動食以外は食べませんでした。さらに、検査の為に胃から腸の中身を全て出したので、体重自体は数日で3kg以上は痩せています。
これを考えれば、5kg程度の体重を減らすだけならば、数週間も食事制限を加えれば可能だと思われます。ただ、これは「短期間」なので、「我慢できる」だけであって、この体重を維持する事は難しいと言えます。
私が考えるに減量の基本は「習慣」にあると思います。習慣にすることで、長期間その生活を続ける事が可能で、ある体重を長期に渡って維持できるのだと考えます。

運動も同じ

そう考えると、運動も同じで短期間ならば毎日、長時間の運動をして食べ物もそこそこ抑えれば、体重は減ると思います。ただ、長時間の運動、強度の運動は体への負担も大きく、特に私の様に年齢が50歳を越えたりすると、体の方が耐えられなくなって怪我などの原因になる事も多いと言えます。実際、私自身も、最適な負荷というのを未だに把握できていない事もあって、年に数回は軽い怪我でトレーニングを休んでいます。多少、体重の減り方は緩やかでも、休まずに続けられる事の方が、長い目での減量には有効である事は明らかです。

私のプランは「無理をせず」、「続けられる」を重視!

その辺が、私の当面の計画は無理をせず、続けられる事を前提に考えてみました。

  • 食事の炭水化物の10~20%削減
  • 間食と夜10時以降に食べる事をできるだけ避ける
  • 飲酒は週に1~2回のみ
  • ランニングは週に3~4回
  • ランニングをしない日は、ステーションバイクで汗を流す
  • 週1日程度の休養日
  • 平日の1時間程度のウォーキング
というプランです。怪我を最小限にするようにして、運動量は軽めの運動で増やして、食事の制限は無理なく続けられる物にしています。飲酒も週末に軽くにしています。幸い住んでいるのがアメリカで平日に「飲みに行く」習慣もないので特には問題はありません。特に、寝る前の飲酒は、睡眠時無呼吸症候群の症状を悪化させるとの事なので、今は完全にやめています。

後は、体重を出来るだけ毎日記録することで、食事の量や、運動量を調整できるようにしています。当面は1ヶ月に1kg程度の体重減を目指しています。

経過はこのブログで報告していきます。

(つづく)




Sunday, June 10, 2018

減量 ~ 睡眠時無呼吸症候群の症状改善のために!

睡眠時無呼吸症候群の症状改善のために減量に取り組んでいます。

今日現在の体重が75㎏(身長170㎝)です。長期的には63㎏位を目標にしていますが、まずは70㎏を切ることを当面の目標としています。首回りは先週の時点で38㎝でしたので、これが1㎝程度以上は減ることを期待してます。

最近のトレンド

前回示したように、最近のトレンドは大体75㎏から80㎏の間を運動の頻度によって増減している感じです。ということで、現在の食生活と運動習慣を続けている場合、現在の体重の75㎏付近で安定すると推定されます。

減量の単純な原理は食べたエネルギーと、運動などを含めたエネルギー消費量の差で決まるわけなので、75㎏を超えて体重を減らすためには、運動量を増やすか、食べる量を減らす必要があることは明らかです。一応、極端に急激な体重減は行わない方針なので、半年程度を目途に70㎏を目指そうと思っています。

運動量を増やせるか?

さて、まずは運動量を増やせるか?ということになります。現在の運動習慣はほぼ1日おきくらいに、7~10㎞のランニングを行っています。週に3~4回のランニングという事になります。問題は、この程度の頻度と強度でも、この数年時折、シンスプリントや疲労骨折の故障をして運動を休むことを強いられていることを考えると、少なくてもランニングの回数を増やすのは少々、歳も考えて難しいというのが実情です。

そこで、まずは、昼休みに1時間弱のウォーキングを平日行う事と、ランニングをしない日に、ステーションバイクで少し軽めの運動を加えてみる事にしました。体力の向上には余り効果がないと思われますが、カロリーの消費という観点では多少違いが出ると考えています。

食事の量は?

この10年以上は食生活は量も含めて余り大きく変わっていませんが、少し真剣に減量に取り組むという事で、炭水化物の摂取量を10~20%を減らしてみる事にしました。もともと朝食の量は余り多くないので、昼食と夕食のご飯やパンの量を10~20%減らすことにしました。

まずは、以上の対策で体重がどのように推移していくかを記録して調整していくことにしました。

(つづく)



Friday, June 8, 2018

昨晩は良く眠れなかった ~ アレルギー性鼻炎のせい?

昨晩(6月7日から6月8日の夜)

減量の話の途中ですが。。。

昨晩は何故かよく眠れなかったようで、朝起きた時もまだ眠気が残っていて、最近の「朝のそう快感」もなく、午後も2時前に眠気が襲ってきました。睡眠時間は6時間半でした。まだまだ十分とは言えませんが、大体6時間以上眠ればそれほど眠気を感じない日が最近は多かったのであれ?と思いました。

そこで、昨夜のSPO2値を見てみると、機能は最近になく、SPO2値の落ち込みが多く観測されていました。最近は横向きになって寝るなど、データ的にも改善が見られていたのですが、何故か昨晩は症状が少し悪化したようです。

それでも、以前よりはかなり良いのですが、最近調子が良かっただけにちょっと意外でした。

朝起きて気づいた事は

どうしてなのかは、よく判らないのですが、今朝変わった事と言えば、ちょっと鼻が詰まっていたことです。最近は花粉症からも解放されたと思い、アレルギー性鼻炎の薬を飲まなくなっていたのですが、何故か昨日は症状が復活していました。
インターネットで調べて見ると、鼻が詰まると口呼吸になり、睡眠時無呼吸症候群の症状が出やすくなるような記述を見つけて、これが原因かも?と思いました。

確かに、春先の花粉症が酷いときは自覚症状も酷かった気がします。春なので眠いのかなと思っていましたが、今から考えると、睡眠時無呼吸症候群が原因だったのかもしれません。確かに、自覚症状が酷いときは口から喉がカラカラに乾いていました。

ということで、アレルギー性鼻炎を抱えている人は、原因になる花粉やほこりなどを空気洗浄機などで対策して、薬を服用するなどすると、症状を軽減できるのかもしれません。

最近は、症状が収まっていたので油断していましたが、気を付けないとです。


減量で改善をめざす!

アメリカでは。。。

私は、アメリカに住んでいるのですが、アメリカではCPAPの治療は基本的に患者がCPAPの機器を購入するというのが一般的なようです。多くの保険は購入の際にその費用の一部をカバーしてくれることが多い様です。インターネットを見ていると、日本ではレンタルが多く、保険適用の為には毎月、病院を受診するなどが必要な様です。

購入に先立って、CPAPが有効かどうかを含めて、試用するのが一般的で、基本的には病院で予約を取って、使い方などの説明を受けて、約1週間使用してみて最終的に判断するというような過程を経る必要があります。

私が診断を受けたのは先月(5月)の中旬で、その日に予約を試みたのですが、予約は1ヶ月以上先まで空いておらず、試用開始は6月下旬まで待たなければいけませんでした。

減量も。。。

診断の際は、前にも書きましたが、CPAP、マウスピース、手術のいずれかを勧められたわけですが、肥満も一つの要因で減量すれば症状が軽減する事も多いと言われた事もあって、CPAPの試用を待つ間、減量も並行して始める事にしたわけです。

私の身長は約170㎝で診断時の体重が75kg強でした。(検査時は77kg前後)BMIに換算すると26前後で、「やや肥満」に分類されるようです。自分でもやや太り気味だという自覚はあったのですが、WHOの基準では25が標準体重とされていて、「オーバーは少し」だし、定期的に運動(ランニングを週3~4日)をしているので、まあいいだろうと余り真剣に減量には取り組んでいませんでした。

過去1年の体重の推移
過去1年の体重の推移

過去一年の体重の推移は、昨年6月の82.2kgが一番重く、概ね75kg~80kgの間で推移しています。食べている量は向こう1年はほぼ同じくらいで、体重の増減はケガや風邪などで、ランニングを休む事によって起きています。昨年は4月から5月にかけて太もも(ハムストリング)を痛めて約6週間ランニングを休んでいた為に体重が増えていました。また、7月下旬に約1週間日本に行ったのですがその際も、食べる量や飲酒量が増えた割に運動ができなかったので、体重が増えています。昨年秋には、カリフォルニアの山火事の影響で、空気中に灰などが舞っていて、外を走るのを控えたので体重が増えています。今年は2月から3月にかけて、シンスプリントを発症して走るのを休みましたし、5月は大腸カメラの検査とその後の発熱などがあって、2週間程休んでいます。それらのランニング休止期間はいずれも、体重が増えています。

傾向は?

現在の運動量は、ランニングが出来ている時は、週3日程度、1回に走る距離は5km~15km程度で時間にして30分から2時間位です。食事量は、普通の人に比べてやや多めですが、怪我がなくて、運動を続けている場合は概ね75kg前後で安定する傾向です。
現在は75kgより多いので、運動を続けていれば、おそらく75kgまでは減らすことができるという様な感じです。

減量の目標

さて、肝心の減量の目標ですが、長期的には日本肥満学会の標準体重とされているBMI=22.5を目標にしています。体重にすると62~63kg位になります。ということで、現在の体重が75kgですので12~13kgは減らさないといけない事になります。急激な減量はいろいろ問題があるので、1年程度を目途に減量を行っています。

さて、BMI=22.5を目標にしたわけですが、診断の際に医師から10%以上は減らさないと大きな効果は期待できない事が多いと言われた事が大きいかと思います。77kgの10%と言うと約8kgになるわけで、69kgという事になります。従って、短期的には70kgを切るのをまず最初の目標と考えています。

インターネットなどで調べると、肥満が睡眠時無呼吸症候群に影響する大きな要因は首などについた脂肪が気道の閉塞に影響するというのが大きいようです。そうなると、確かに体重を少し減らしたぐらいでは、首周りの脂肪が落ちるとは思えず、それなりに大きな減量をしないと、効果が期待でいないというのはある程度納得がいくものだとおもいます。つまり、首周りが細くなるとか、少し頬がこける位の変化が必要だと思われます。そこで、別な指標として首周りのサイズを先週測ってみました。現在のサイズは38㎝でした。取りあえずは、1㎝位減れば変化があるのではと期待しています。

次回は、具体的な減量の取り組みを書いて行く予定です。

(つづく)




Thursday, June 7, 2018

睡眠時無呼吸症候群 ~ 体重の影響は?

昨夜(2018年6月6日から7日)のデータ


睡眠時無呼吸症候群と診断されたのは先月中旬になります。睡眠時のSPO2値を調べ始めて約2週間になりますが、意識して横向きに寝ている事もあると思いますが、このデータを見る限り、改善する方向に向かっているようです。

このブログでも書いていますが、そもそも検査を受けるきっかけになったのが、昨年から時折感じる「左胸の違和感」で、脇や背中に及ぶ事もあり、左だけと言うことで、何か心臓に問題があるのかという心配からでした。結局の所まだその原因は判っていませんが、何らかの形で睡眠時無呼吸症候群も関係しているのかもしれません。

怪我によるトレーニングの中止

私の身長は170㎝程ですが、一時体重が90kgを越える事もあって、約10年ほど前から定期的にランニングをするようにしています。おかげで、現在の体重は75kg程度まで落ちています。ところが、歳のせいもあると思うのですが、この数年間で2回ほど疲労骨折をしてトレーニングを休んでいます。疲労骨折になると数か月から半年にわたって走るのは制限されることになって、トレーニングが全くできない状態が1~2ヶ月という事になります。年齢の影響もあって、体力が落ちるのも早く、再開してもなかなか元には戻らずに、筋力が落ちるため、疲労骨折の手前のシンスプリントの状態になる事が多くなって、昨年も、何回か1ヶ月程度はトレーニングを休むことになってしまっています。

ところが、1ヶ月もトレーニングを休むと、食べる量を余り変えていないために、当然体重が増えてしまいます。そうした影響もあって、体重が85kg前後まで増えてしまう事が何回かありました。

どうやら、この体重が増えている時に、左胸の違和感を発症する事が多く、睡眠時に「変な呼吸」になる事が多い様です。実際は、睡眠時無呼吸症候群のテストをした時が記録をみると、およそ77kgでした。妻によれば、「最近は変な呼吸は余りない」と言われていましたが、検査では異常(睡眠時無呼吸症候群)とされています。ということは、体重が多いときはもっと重度の可能性もあるといえるかと思います。確かに、トレーニングを休んでいる時の方が、疲労感も強く、日中の眠気も多かったのも事実ですが、その辺は記録を取っていないので、厳密な体重との相関関係はあくまで推測になります。

しかし、そうした情報を総合的に考えると恐らく75kg以上に体重が増えると、症状が悪化するのではと考えられるような気がします。現在は意識して体重を抑えるようにしていることと、3月以降は5月の2週間を除いて定期的にトレーニングをしている事もあって、違和感を覚えたのは5月に2週間ほどトレーニングを休んだ時だけでした。現在の体重は約75kgなので、症状が改善してきたと考える事もできるのではと思います。

肥満の尺度は?

肥満の尺度としてBMI(Body Mass Index)を使う事が多いと思います。これは身長を基準として、体重を評価する指数になっていて、基準がいろいろ存在します。WHOの基準だと、標準体重がBMI=25とされていて、私の場合75kgだとBMC=26となるのでやや肥満と言う事になります。日本肥満学会の基準だとBMI=22を標準体重としていて、BMI=25を越えると30未満までは肥満(1度)に分類されるようです。
ただ、この尺度は筋肉の量など、体の組成によっては適当でない事もあるようですが、目安としてこの値は広く使われているようです。
私の場合、25に近い値で、運動を定期的にしているという事から、比較的、楽観的に自分の体重を考えていましたが、睡眠時無呼吸症候群と診断されて、少し真剣に減量に取り組んでいます。閉塞性の睡眠時無呼吸症候群の場合、体重と言うよりは首回りなどに脂肪がつくと、それによって気道が狭くなるために症状が悪化されるとされています。そういう理由の為か、症状の改善の為にはある程度まとまった減量が必要であるようです。

最近の運動を定期的にしている状態での私の体重は75kg前後ですので、先ほどの75kgが症状を大きく変える境界に近い値なのではと推測しています。最近の減量で体重は減少傾向ですので、最近のデータの改善は横向きに寝ている事に加えて、体重の減少による改善もあるのではと考えています。

ということで、ここで少し減量についても考えて行こうと思っています。
(つづく)

Wednesday, June 6, 2018

横向きに寝てみましたが。。。~効果はありそうです!

先月中旬に、睡眠時無呼吸症候群と診断されて、現在CPAPによる治療待ちです。予定では、6月20日から試用する事になっています。その間約1ヶ月以上あったので現在自分でいろいろ調べて改善策を試しています。効果の評価基準として睡眠中のSPO2値(動脈血酸素飽和度)を測ってその結果を使う事にしています。

今日は、ここ2週間ほど試している、「横向きに寝る」という試みです。インターネットでも、専門医も仰向けに寝るより、横向きに寝る方が症状が改善する事が多いという事で試している最中です。

取りあえず、6月2日(1~2日)と6月3日(2~3日)のデータを示します。
6月2日のデータ


6月3日のデータ

これを見る限り、SPO2値の落ち込みは見られますが、2日が最低値が91%、3日が最低値が92%で全体的な落ち込みの回数も少なくなっています。意識して横向きで寝るようにしているだけで、寝返りを打ってしまって仰向けで寝ている事もあると思われるので、落ち込みはもしかしたら仰向けで寝ている時に起きているとも考えられます。
ここで、昨晩(6月6日、6月5日から6月6日)のデータも参考までに挙げておきます。
6月6日のデータ

この日は少し暑くてやや寝苦しい夜で、何回か夜中に目が覚めたのですが、気づくと仰向けに寝ていました。そんなわけでこの日はSPO2値の落ち込みが多く観察されて、最低値も89%でした。

私の場合は、睡眠時無呼吸症候群と言ってもまだ軽度の為、回数も少ないのですが、少なくても意識して横向きに寝るだけでも、改善はみられる様です。起床後の疲労感も、日中の眠気も改善されていると思います。

という事で、ここ数日のデータを見る限り、横向きで寝る事は少なくても私の場合は高価があると言えそうです。そうなると、寝返りで仰向けに寝る可能性を減らすことができればもっと効果があると言えるのかもしれません。今は枕を抱いて寝ているのですが、バックパックやウエストポーチを身に着けて何か背中に当たるようにして寝れば仰向けでは寝づらくなると思うので試してみようかと思っています。

(つづく)




Tuesday, June 5, 2018

昼間のSPO2値 ~ 睡眠中の比較データとして


昼間のSPO2値と心拍数


睡眠時のデータとの比較のために

睡眠時無呼吸症候群の症状の把握の為に睡眠中のSPO2値を測定しようとしています。前回は、睡眠時のデータの一例として普通に(仰向けに)寝た場合のデータを紹介しましたが、念のため日中の起きている時のデータを1時間取ってみました。

心拍数は、起きて動いている時もある為、変動するのは当然としてSPO2値がこのパルスオキシメーターでどの様に計測されるかを見るのが目的です。

データを見ると、SPO2値の1時間の平均値が96%、最小値が93%、SPO2値が落ち込んでいる期間は平均で51秒、最少が32秒、最大で75秒でした。落ち込んでいる時間は全体の5%でした。このうち、2%以上、3%未満の落ち込みが、42回観測されて、1時間当たりの回数が39回(計測が1時間と少しあったため)、3%以上4%未満が9回(1時間あたり、8.4回)、4%以上5%未満が3回(1時間当たり2.8回)、5%以上が3回(1時間あたり2.8回)観測されています。

この計測値が、どれくらい正確であるかはよく判りませんが、計測値の変動は思っている以上に大きいことがわかります。少なくても起きている時は呼吸が低呼吸や無呼吸になっているとは考えられないため、3%以下の落ち込みは事実上無視をしてもよさそうだと言えそうです。また、計測値もやや低めであるような気がします。

心拍数の測定値

また、私は普段、ランニングで使っているガーミンのfenix3 HRという心拍数のモニタ付きの時計をしています。ここで特に具体的な例は示しませんが、このガーミンのデバイスの心拍数のサンプリングの頻度が低いのか、幾つかのサンプリング値の平均を取っているのかは判りませんが、比較的変動の少ないデータになっていますが、このパルスオキシメーターでの測定値は、より変動が大きいので、恐らく平均などを取らずに、比較的多くの測定値をそのまま記録していると考えられます。上気の例の場合でもガーミンのデータが比較的変動の無い線で表されていたのですが、上記のグラフでは細目に変動している事がわかります。

睡眠時のデータは?

2018年6月1日の睡眠中のデータ

先日とは別の日の睡眠時のデータです。この日のSPO2値の平均が93%で最小値は89%、全体でのSPO2値が落ちたとされている時間は、4.6%、平均の落ち込み時間が30.5秒、最少が6秒、最大が134秒になっています。どうように、2~3%が137回(1時間あたり25.1回)、3~4%が43回(1時間あたり7.9回)、4~5%が18回(1時間あたり3.3回)、5%以上が7回(1時間あたり1.3回)になっています。

落ち込みの回数の評価が難しいところですが、明らかに平均のSPO2値は日中の値より低くなっているのが、1点と、全体を通して幾つか深い落ち込みがあるのは確実なので、恐らく、低呼吸、無呼吸の状態が起きていると考えてよさそうです。
ガーミンのデバイスによる睡眠の質のデータ
ガーミンのデバイスによる、体の動きを元にした睡眠の深さのデータです。SPO2値の低くなるところと、この睡眠の深さの関係はデータが少ないために判断しかねる所はありますが、全体として、深い睡眠時のSPO2値は低い傾向にある様です。おそらく、無呼吸にならないまでも低呼吸になっているのではと推測しています。ただ、大きな落ち込みと睡眠の深さにはこのデータからは関係があるようには見えませんでした。引き続きデータを蓄積して見ていく必要がありそうです。

データの蓄積が必要!

医療機器でないパルスオキシメータ-のデータの信頼性は今の所判りませんが、少なくても日中に比べて、SPO2値が低い事と、日中に見られないSPO2値の落ち込みが観測されることから、ある程度有効なデータでありそうだという事が分かりました。今の所、体の動きによる睡眠の深さとの相関関係はわかりませんが、暫くはデータを取り続けて傾向を把握していこうと思います。

(つづく)




Monday, June 4, 2018

パルスオキシメーター ~ 具体的な機種名は?


Contec CMS50K

なるべく多くの方に読んでいただきたいと思って、Twitterでも私のブログを紹介させて頂いています。そこで、パルスオキシメーターの具体的な機種名についてご質問を頂いたので、この記事を書かせて頂いています。(Twitterでは文字数の制限もあって詳しく書けないため)

私の使用している機種

わたしは、CONTECというメーカーのCMS50Kという機種を使っています。これに、外付けの指にはめるセンサーを接続して使っています。この機種は冒頭の写真にあるような腕時計型になっています。単体でSPO2値を測る場合、本体横にある赤いLEDの部分に指を当てて、測る必要があります。この測り方では、睡眠中のデータは測定できませんので、外付けのセンサーが必要になります。(別売でした)

アメリカのアマゾンのサイトで買う事ができます。(アメリカドルで150ドル前後です)アマゾン以外でも販売しているサイトが幾つかあります。

さて、この機種を日本のアマゾンのサイトで探した所見つかりませんでした。そこで「パルスオキシメーター」で検索したところ、指に直接本体をクリップするタイプの物は幾つか出てくるのですが、センサーと本体が別になっているタイプの物は、非常に高価な物が多い様でした。本体をクリップするタイプの物でも、スマートフォンやPCと連携して睡眠中のデータを取れるものもあるようですが、個人的にはクリップの圧力が強く、一晩中つけているのがちょっと大変な感じがするのと、寝返りなどで外れ易い気がします。
となると、本体とセンサーが別の物となると数万円の物が殆どでした。これだと、少し手軽に使うには高いのかもしれません。そうなると個人的にはアメリカから個人輸入するのがお手軽なような気がします。私の使っている機種は操作は極めて単純で英語のマニュアルも殆ど読む必要はないと思います。スマートフォンのアプリをダウンロードするだけで使えます。

似た様な機種が同じメーカーから出ていて、こちらは100ドル以下で買う事ができます。この機種は使った事はありませんが、恐らく外付けのセンサーは必要だと思われます。

この機種の問題点

さて、私の使っている機種の問題点が無いわけではありません。ただ、通常の睡眠中のデータを取るだけならば大きな問題ではありません。

最初の問題が、PCと連携しては使えないようです。USBの端子がついていて、外付けのセンサーはここに接続して使用します。本体の充電はここに別のUSBケーブルをつないで行います。この機能に問題はありません。しかし、このUSBをPCに繋いでデータを取りだすことはできない様です。いろいろ試してみましたが、USB機器としてはPCでは認識されません。恐らくセンサー以外の接続は考えられていないように思えます。従って、この端子は充電用と、外付けのセンサー用と考えた方が良い様です。

同様にBluetoothもスマートフォンと専用のアプリを通して接続する事は可能で、このアプリを通してデータを取りだすことはできますが、PCのBluetoothとは接続できません。従って、生のデータを自分で解析したい場合はこの機種ではできないようです。むしろ、CMS50Fの方がそうした用途には向いているように思えます。(ただし、私は使った事がないので断言はできませんが、インターネットの情報を見ている限りこちらはPCにもデータを取り込んだという記事を見かけます。ただし、要検証だと思います。)

スマートフォンのアプリ

CMS50Kと連携して使えるアプリは、「PHMS」です。アンドロイド版もあるようですが、私は試していません。iPhone様を使っています。中国製のソフトですが実用上は問題ありません。使う機能は限られていて

  • ログインしてデータをBluetooth経由でダウンロードして、インターネット上のサーバーにアップロード
  • 自動的にレポートファイルが生成されるので、それを表示、ダウンロード
  • レポートファイルをPDF形式で指定したE-Mailに送信
とこの機能しか使っていません。レポートは、最低のSPO2値や、自動解析によるSPO2値が下がる回数の統計データと睡眠中のSPO2値と心拍数のグラフなどが含まれています。サマリーのグラフの例は前回の投稿にあります。これとは別にもう少し詳しいグラフが着きます。

これらのデータに関して今後、自分なりにデータを蓄積して解析して行く過程でこのブログで紹介して行く予定です。

それにしても、日本の価格は。。。

それにしても、日本のパルスオキシメーターの価格は高過ぎると思います。何か規制があるのか判りませんが、アメリカはその点安価な物が手軽に手に入るので、こうした自分のデータを簡単に集める事ができるのは、便利だと思います。
多くの物は、アメリカのアマゾンでオーダーすれば日本でも買える物も多いので興味のある方は個人輸入を考えられた方が良い様に思います。




パルスオキシメーター ~ 睡眠時無呼吸症候群の改善策の評価に!

睡眠時無呼吸症候群の対策の有効性を検証するために、睡眠中のSPO2値(動脈血酸素飽和度)を測ってみることにしました。この値は、診断に先立つ睡眠時の検査でも、測っていて、私の場合最低値が90%まで落ちていました。また、簡易スクリーニングでも使用されているようで、ある程度の目安はつけられると思われます。

パルスオキシメーター

SPO2値の測定にはパルスオキシメーターが必要になります。実は私は登山やハイキングで少し標高の高い山を登る際に、パルスオキシメーターを活用していて、パルスオキシメーターをいくつか持っていました。

ところが、これらのモデルは現在のSPO2値や脈拍のみの測定で、睡眠中のデータを連続的に記録する機能がありません。ということで、睡眠中のデータを記録できる機種を探す必要がありました。最初に見つけたのが、測定値をBluetooth経由でスマートフォンに送れるものがあって、仕様を見る限り、連続した値が可能なようでした。試してみたところ、確かにスマートフォンにデータを送れるのですが、スマートフォンの設定で画面が低電力モードで消えた後は記録されていないようで、一晩中データを取ることができませんでした。設定を変えて低電力モードにならないようにすればよいのでしょうがちょっと不便なので諦めました。

次の機種は、腕時計型のもので、こちらはデバイス自体に記録が残されるので、記録が取れることがわかりました。記録はBluetooth経由でスマートフォンに送り、さらにそのデータがメーカのサイトに送られてコンピュータで解析されたレポートを受け取ることができます。ということで、この機種が睡眠中のデータを取るには都合が良いようで、これを使って記録を取ることにしました。

SPO2値

登山やハイキングでパルスオキシメーターを使っているので、自分の普段の値が分かっていたのが、幸いでした。一般の生活圏の標高では、値は基本的に95%~99%とほぼ100%に近い値で、標高が1000mを下回るようなところで、90%というデータが計測されたことはありませんでした。従って、睡眠中のSPO2値が90%というのは明らかに異常なデータだといえます。

試しに測定!

まずは、普通に仰向けに寝てみて、データを取ってみました。
睡眠中のSPO2値と心拍数の推移
という感じのグラフや、自動解析されたデータがレポートとなってダウンロードできます。最低値は90%で前回の睡眠時の検査結果に似た結果が出ています。その際は私自身はグラフを見ていませんので同じような傾向になるのかはわかりませんが、とりあえず基準となるようなデータが取れたと思います。平均のSPO2値が94%でした。
大体、午前2時50分くらいと午前3時49分あたりに約90%まで落ちているところがありました。

ちなみに普段使っているランニングデバイス(ランニングウォッチ)のガーミンfenix 3 HRの機能の一つに、睡眠の質というか深さを評価する機能が付いていて、これは体の動きをもとに睡眠が深いか浅いを判定しているものでその日のデータはこんな感じでした。

睡眠の質
これを見ると、睡眠の浅いとされる時間帯に起きているようです。ただ、データが少ないので完全に関連図けることは今のところできません。しばらくデータを集めてみてその辺は改めて考える事にします。
私の予想では、睡眠が深くなった時に起きて、そのあとはSPO2値が下がるために、睡眠が浅くなるのかなと思ったのですが、このデータを見る限りそのような感じにはなっていないように思えます。

今回は、データの紹介でいろいろデータを集めて症状の改善効果についていろいろ見ていきたいと思います。

(つづく)







Friday, June 1, 2018

睡眠時無呼吸症候群 ~ CPAPの治療の前に何かしてみることに!

睡眠時無呼吸症候群としんだんされたものの、CPAPの試用の為の予約が1ヶ月さき、現時点からは2週間先となって、一応軽度とはいえ、気になるので何かしなくてはと思ったわけです。

一つには、寝る時の姿勢が横向きの場合の方が、仰向けの場合より症状が出にくい場合もあると医師に言われたので、取りあえず横向きに寝る努力をしてみようと思いました。
もう一つが、減量で、肥満も睡眠時無呼吸症候群の一因である事が多いということで、やや肥満気味なので、これを機に減量をしてみようかと思いました。という事で、今まで以上に真剣に減量に取り組んでいます。

今までは、睡眠時無呼吸症候群が見つかるまでの経緯でしたが、今後は、これから始まるCPAPの試用や、その他の取り組みについて書いて行こうと思っています。

今日は、「寝る時の姿勢」について書いてみたいと思います。

診断の際に医師からもらった、診断結果の概要を書いた紙には、寝る姿勢を変えると「改善することがある」とありました、自分自身でインターネットなどで調べても、横向きに寝ると良いというような情報が沢山ありました。
そこで、まずは、「横向きに寝る努力をする」事にしました。とにかく、横向きの姿勢で寝始める事と、大き目の枕を抱えて寝たりしてみました。実際は、目が覚めると仰向けで寝ている事が多いのでどれほど効果があるのか判らないのですが、気分的には改善された気がしました。これはあくまで主観的なもので、効果があると断言するには問題がありそうですが、以前よりは、朝起きた時の倦怠感や疲労感が少なくなった気がしますし、日中の眠気も軽減されたような気がします。ただ、やはり仰向けで寝ている時間もあるし、どのくらいの時間を仰向けで寝ているかもわからない状態です。ただ「改善された気がする」のは確かですが、確認するよい方法が無いのも事実です。

このことから、2つの事を考えてみました。

寝るし姿勢を強制できないか?

一つは、横向きに寝る事を強制する方法を試してみるという事です。インターネットを見ていると、バックパックを身に着けて寝るとか、背中に何かもの、テニスボールみたいなものを付けてねて、仰向けになった時に「寝にくい」ようにする事です。まだ、試していないのですが、どの程度効果があるかを試してみようかと考えています。

睡眠時の無呼吸や低呼吸のデータは取れないか?

もう一つは、効果を「感覚」から比較可能な指標を考える事です。簡単な事ではないと思うのですが、2つの事を考えていて、一部はデータがあるので、それが使えるかどうかと言う事をデータを取りながら考えようという物です。一つは、私が普段ランニングで使用している「時計」があるのですが、基本的な機能は、GPS機能を使って、走ったコースや距離を測って、トレーニングの記録を残すような目的で使っています。最近のモデルはこれに加えて、心拍数や動きを検知するセンサーがついていて、睡眠中の心拍数や動きをモニターする事ができます。この睡眠中の動きを元に、睡眠が深いのか浅いのかを表示するような機能があって、今の所、これがどの程度、睡眠時無呼吸症候群と関係しているのか判りませんが、このデータを使えないかを見て行くというのが1つです。また、心拍数も睡眠時に時々高くなることがあるので、これが何か関係しているかも興味を引くところです。

あとは、睡眠時の検査でもモニタしていた、SPO2値を利用できないかという事です。パルスオキシメーターを使って、SPO2値を測る事で、睡眠時無呼吸症候群の簡易的なスクリーニングにも使われている事を考えると、これはかなり現実的な方法ではないかと思うわけです。実際に私の検査結果では、SPO2値が90%まで落ちています。日常生活圏の標高では、ほぼ95%以上の値で、90%になるような経験は無いことから、睡眠時のSPO2値が履かれればこれは確実に指標になると言えるのではと考えたわけです。よくわからないのは、SPO2値が下がらなければ問題が無いかと言う点は、素人の私には判断がつかないところですが、とりあえず、値が下がらなければ改善されたと見なすことは可能ではと思います。あとは、改善がみられれば医師に相談する事もできますし、取りあえずはデータを集めてみる事にします。

(つづく)

Thursday, May 31, 2018

睡眠時無呼吸症候群 ~ 治療方針

約2週間前に睡眠時無呼吸症候群の診断を受けました。
軽度ですが、治療が必要と言われた所までは前回お話しました。

今日は専門医から示された治療の内容について書いてみます。
軽度ですが、放置しておくと、将来的に大きな病気の原因や事故につながるなどの説明を受けて、3つの選択肢を提示されました。

CPAP(Continuous Positive Airway Pressure)

一つ目が、CPAPという機械を使って、鼻につけたマスクから圧力のかかった空気を送り込んで、その圧力で気道を確保するというか、閉塞を防ぐという方法の様です。
インターネットなどで調べると、日本では保険適用でレンタルも出来るみたいですが、アメリカでは基本的に購入するというのが普通の様です。実際に購入する前に試用するようで、予約をして使い方の指導を受けて、1週間程使って見て、調整などをおこなって、改善が見られるようならば、購入して使用するという流れで進む様です。

私は趣味で登山やハイキング、キャンプなどを良くするのですが、そのような場合は短期間であれば、電源が確保できない場合は使わなくても私の場合はリスクが少ないとの説明でした。ただ、旅行や出張などの場合は携行して、使用する方が望ましいようです。

外科的手術

次が、外科的手術で、手術によって物理的に閉塞の原因を取り除くという処置のようです。確実に治りそうな気がしたのですが、人によっては改善しない場合もあるとの事でした。

マウスピース
これは、就寝時に口にマウスピースを入れて、下あごを前に出すようにして、気道が閉塞しないようにするという物です。これも、簡単で効果がありそうなイメージでしたが医師の話では、これも効かない場合があって、費用も(アメリカでは)高価な物のようです。

どれを選択するか迷いましたが、受診した医師によれば、「自分の家族ならばCPAP」を勧めると言われて、リスクも低そうなのでCPAPを取りあえず試す事にしました。費用もある程度は保険がカバーするので(アメリカでは)3つの中では一番少なくて済むようです。


ただ、最初の試用・調整の為の予約が、1ヶ月先まで埋まっていて、実際の取れたのが6月の中旬で予約時から約1ヶ月先で、今からでも、約2週間先で実際はまだ試していません。実際の効果などについては、後日また報告しようと思います。

Wednesday, May 30, 2018

睡眠時無呼吸症候群の検査 簡単でした!

睡眠時の検査

専門医を受診したところ、まずは鼻から内視鏡を入れて気道をみました。普通より狭く、睡眠時無呼吸症候群の可能性もあるとのことで、睡眠時の検査を勧められました。
インターネットで検索すると、睡眠時無呼吸症候群のスクリーニングの検査はかなり多くのパターンがあって、病院によって検査の選び方やり方が違う様ですが、私が受診した病院では、大まかに2つの検査で対応しているとの事でした。

一つは、在宅で自分で検査機器を体につけて睡眠中のデータを取るもので。もう一つは病院でスタッフ立ち合いの基にデータを取る物があるとの事でした。まずは、在宅での検査をして、必要ならば病院での検査をするという方針になりました。

検査の予約

検査を受ける事になったものの、そのまま検査ができるわけではなく、私の場合は、同じ系列の病院ですが、別の場所の睡眠障害の診療科に行って、機器の説明と、センサーの付け方の指導を受けた上で検査するとの事で、別途その説明の為の予約が必要でした。

直に予約の電話を入れたのですが、予約は1ヶ月先で、すぐには取れませんでした。ここで改めて、同じような症状というか睡眠時無呼吸症候群の予備軍は思っているより多くいるのだろうと実感しました。

検査の指導

さて、約1ヶ月後に、検査の指導に行きました。当初1時間位はかかるような事を言われていたのですが、実際はせいぜい10分位で、センサーのつける位置とつけ方の説明を受けてあとは、データを記録する機器の使い方の説明を受けて終わりでした。データを記録する機器の使い方と言っても、センサーを装着して寝る前に電源を入れるだけで、後は翌朝センサーを外したら電源も切らずにそのまま返却してくださいとの事で至って簡単な事ばかりでした。

検査

寝る前に体にセンサをつけました。

  • 両足の膝の下、足の外側に足の動きを検出するセンサ-を張り付けました(2か所)
  • 胸とお腹に、胸やお腹の収縮で呼吸を調べるセンサをマジックテープで体を包むような感じで、2か所付けました。
  • 首筋にいびきの音を拾うマイクをテープで固定しました。
  • 鼻に、手術後の患者が着けているようなチューブを付けました。これは鼻からの空気の流れを見るセンサーでした。
  • 指にパルスオキシメーターを装着しました。
とこんな感じですが、装着は自分一人で簡単にできて5分位で完了でした。データを記録する機械は電源ボタンを長押しするだけであとは寝るだけでした。

さすがに、これだけ体に慣れない物を付けていると中々寝付けず、眠ってもすぐに目が覚めてしまい、こんなのでデータが取れるのかと思ってしまう感じでしたが、明け方になってようやく少しはまとまった時間眠る事ができました。

あとは、自分の睡眠時間、ベッドに入った時間や起きた時間。夜中に目が覚めた時間などを渡された用紙に記録して終わりでした。検査の日は金曜日の晩でしたので、翌週の月曜日に機器を病院に返却しました。

検査結果は?

検査の後、データを医師が解析するため、検査後に2~3週間で予約を入れて下さいとのことだったので、3週間後に予約を入れて、最初に会った睡眠障害の専門医を受診しました。

ようやく、ここで睡眠時無呼吸症候群と診断されました。3月に主治医を受診してから約2ヶ月でした。ただ、最初に受診した理由の左胸の「違和感」の原因は今の所まだ判っていません。

私の詳しい結果は、AHI(Apnea Hyponea Index)という指標、要は1時間で呼吸が止まったり、低呼吸になる回数が、7.1で、説明によれば5以上の場合は、睡眠時無呼吸症候群とみなされるそうです。また、SPO2値(動脈血酸素飽和度)は最低値が90%になっており、通常の生活圏でこの値になるというのは確かに異常な状態だと思います。この値は、標高の高い所に行くと低くなる傾向があって、高山病などの指標に使われる事があります。私の趣味は登山やハイキングなので、時々この値を測る事はありますが、普通の生活圏で、値が95%より下がるのは見たことがありませんでした。

異常があるのは確かなのですが、私の場合はまだ軽度の睡眠時無呼吸症候群とのことでした。しかし、放置をすると、いろいろな疾患の原因になるので、対策をとる必要があるとの説明を受けました。

また、病院での検査は今の所必要が無いとの事で、次のステップは対策という事になりました。

(つづく)








Tuesday, May 29, 2018

睡眠時無呼吸症候群がみつかったきっかけ

健康だから。。。

基本的に健康で、怪我以外でお医者様にお世話になることが余りなかった為に、いろいろな症状が出ていたにもかかわらず、問題だとは思わずに放置してしまっていたわけです。
さて、どういう経緯で見つかったかと言えば、実は体に変調が現れたからでした。

昨年の後半ぐらいから、何となくなんですが、左胸に「違和感」を感じる事が時々起きるようになりました。特に、痛いとか、我慢できないような物ではないのですが、暫く続く時と、何の問題もないときがあるような感じで。続くと言ってもせいぜい数時間程度で、本当になんだか変だなと言うくらいな物でした。それでも、すぐに病院に行くわけでもなく、暫く放置していました。そんな中で、ランニングをしている時は余りなくて、怪我などで暫く休むと起きる感じで、これも歳のせいぐらいに考えていました。

周りでいろいろと。。。

とろこが、最近になって、周囲で心臓疾患の話を耳にするようになって、「違和感」左胸から脇、背中だったので、もしかしたら心臓が何かおかしいのかもと思う様になりました。そうなると、急に心配になって来て病院に行く事になったわけです。
それが、今年(2018年)の3月の中旬の話でした。

異常が見つからない!

そんなわけで病院に行って、血液検査に始まり、心臓のエコーや心電図、負荷をかけた検査など約1ヶ月にわたって行ったのですが、特に異常は見つからずでした。胸焼けなども疑ったようですが、問題はなさそうで、さらに何か気になる事はないかと問診をしているときに、思い出したのが妻が言っていた、「寝ている時に呼吸が止まっている様な時がある」という事でした。
そこで、関係があるかどうかはわからないけれども、取りあえず調べた方が良いという事になって、睡眠障害の専門医を紹介されて、検査に至ったわけです。
ただ、胸の違和感に関しては、未だにはっきりとした原因が分かっているわけではなくて、この睡眠時無呼吸症候群が関係しているかどうかは今のところ不明です。

次回は、私が受けた睡眠時の検査について書こうと思います。

(つづく)

Friday, May 25, 2018

気になる症状と、妻の一言

自覚症状は数年前から。。
先日から、連載を開始した通り、最近というか先週、睡眠時無呼吸症候群と診断されました。私の症状は軽度で、きちんと検査をしないとわからない程度です。
改めて診断されていろいろ調べたのですが、今から思えば思い当たる症状が数年前から出ていたようです。

実際にあった症状としては:

  • 日中に時々とても眠くなることがある。(特に昼食を食べてしばらくしてから)
  • 朝起きた時に倦怠感がひどくなった
  • ソファーで横になってテレビなどを見ていると時々眠ってしまうことがあった。
などです。ところが、こうした症状は寝不足とか歳をとったので疲れやすくなったとすっかり思い込んでいました。もともと、睡眠時間は短い方で5時間から6時間というのが普通でした。もっと前(30歳代)の頃はそれでも余り問題がなかったのですが、50歳に近くなってひどくなってきたこともあって、すっかり「歳のせい」だとも思っていました。
そういうわけで、特に問題視することもなく放置したままで特に何もすることはありませんでした。

睡眠時無呼吸症候群?
そうした、症状があることは何となく名前を聞いた事がある程度で詳しいことは最近までは全くしりませんでした。まして、まさか自分がそんな症状に該当するとは思ってもみませんでした。普通の世間話でもあまり話題に上ることもなく殆ど縁のない話だとおもっていました。

そんな中、妻がこの症状について話をしてくれたことがありました。夜中に時々ひどいいびきをかいたり、呼吸していないようというか、何か不自然というか不規則な呼吸になることがあると言っていたことが実はあったのです。
ただ、その話が前の晩とかの話ではなくて、酷いことがあったけど、最近は余りないみたいという感じだったので余り重く受け止める事もなく、受け流してしまっていました。

特にもっと前、40歳代になったころは、仕事などの関係を言い訳に余り運動しなくなっていて、私の身長は170㎝位なんですが、体重が90㎏を超える事もあって、かなり太っていました。どうも、その頃は酷かったようなはなしで、その時は、時折そのようなことはあるけど、昔ほど酷くないというような話だったと思います。

そんなわけで、幾つか気づくチャンスはあったと思いますが、結局気づくこともなく現在に至ってしまったというのが実際のところです。

気になったことは。。。
それでも、気になったことはあって、日中の眠気です。朝はそれほどではないのに、昼食後少しして、1時間くらいでしょうか、猛烈に眠くなる事があって少し気になって調べたり人に聞いたりしたことがありました。よく覚えていないのですが、糖尿病だったりすると、血糖値の変動が激しくて血糖値が上がったあと急激に下がったりすると眠くなることがあるようで、それが原因かと思って、血液検査を受けたことがありましたが、正常だったので、それが原因ではなさそうということで、そのままになったことがありました。

ただ、後からもっとよく調べて分かったことですが、この手の問題は通常の血液の検査ではわからないようで、空腹時の値ではなく、食事をとった後、何回か血液を採取して血糖値の変化を調べないとわからないようで、実は通常時の血糖値は正常でも問題がある事があるらしいので、こうした症状を抱えていた可能性も実は否定できないようです。

ただ、睡眠時無呼吸症候群でも、それが原因で内蔵の機能などに影響がでるらしいので、それが原因で血糖値の大きな変化がでていたのかもしれません。

いずれにしても。。
いずれにしても、幾つか気づくようなチャンスはあったと思いますが、それを気に留めるような機会がなかったために、睡眠時無呼吸症候群の発見のチャンスを逃していたことは確かなようした。

(つづく)








睡眠時無呼吸症候群 ~ 歳のせいかもと思っていませんか?

さて、連載を始めるにあったって、自己紹介をしようと思います。というのも、睡眠時無呼吸症候群が見つかった経緯を知って頂きたいと思うからです。

自己紹介

まず、年齢ですが今日現在(2018年5月25日現在)51歳です。基本的に健康で病院に行ったのは主に怪我による物が多く、大きな問題というか病気はしたことがありませんでした。時折、健康診断を受けていましたが、特に問題はなく自分でも問題がないと思い込んでいたところがありました。
現在アメリカに住んでいますが、アメリカでは会社で集団検診などをする事は普通はないので自分で病院に行って受けなければいけないのが一般的です。そんなわけで、健康だと思っていたので、余り定期的に検診を受けるわけでは無く、気が向いた時に行く程度でした。

歳のせいかも?

年齢も50歳を過ぎて、体力の衰えも感じるようになりました。体力の衰えを感じた原因は、走るペースなどでした。最近はほぼ、1日おき位に5~10kmを走っていますが走るペースが最近は以前より遅くなったと感じていました。GPS付のランニング・ウォッチを使って記録を残しているので、これは明らかでした。

一方で、ここ数年、疲れが取れないというか、疲労回復に時間がかかるようになったと感じていました。朝起きた時に体がだるいとか、日中眠くなるとかといった、今から考えれば、睡眠時無呼吸症候群の典型的な症状だったのですが、歳のせいと思い込んでいました。また、元々睡眠時間が少ない方で夜更かし型だったので、寝不足が原因程度と思っていました。昼寝をしたり、少し余分に寝れば症状が軽減されることもあって問題があるとは思ってもいませんでした。

という事で、そうした症状があったわけですが、歳のせいか単なる寝不足と思って余り気にしてはいませんでした。せいぜい歳をとったので無理をせず休養を十分にとって、少し余分に寝ればよいと考えていて、とても睡眠時無呼吸症候群とは思ってもみませんでした。

従って、典型的な症状があったのですが少なくても4~5年は放置されていました。

(つづく)




Thursday, May 24, 2018

睡眠時無呼吸症候群 ~ 新しい連載を始めます!

仕切り直しです!
このブログのテーマは、経験を共有するという趣旨で始めました。昨年の後半少し「気づく」事をテーマにいくつか投稿をしていたのですが、体調を崩して中途半端な状態で中断してしまいました。残念ながら余り興味を引く内容でなかったようで、余りアクセスもなかったので、中止して新しい内容で再出発することにします。

テーマは?
さて、新しいテーマですが、「睡眠時無呼吸症候群」について書いていこうと思います。実は体調を崩した理由がこの「睡眠時無呼吸症候群」でした。以前の連載が「気づく」ということを主題で書いていたのですが、実は私はこの症状には全く気付いていませんでした。ということで、この症状に関する私自身の経験とこれまで得た知識を中心に書いていく予定です。
最終的には、そうした内容をまとめて、「キンドル本」として出版しようと思っています。こうした、経験を共有することで、私と似たような症状の方の早期発見と、症状の改善の助けになればと思います。

本日は連載開始のお知らせをさせていただきました。