私は、アメリカに住んでいるのですが、アメリカではCPAPの治療は基本的に患者がCPAPの機器を購入するというのが一般的なようです。多くの保険は購入の際にその費用の一部をカバーしてくれることが多い様です。インターネットを見ていると、日本ではレンタルが多く、保険適用の為には毎月、病院を受診するなどが必要な様です。
購入に先立って、CPAPが有効かどうかを含めて、試用するのが一般的で、基本的には病院で予約を取って、使い方などの説明を受けて、約1週間使用してみて最終的に判断するというような過程を経る必要があります。
私が診断を受けたのは先月(5月)の中旬で、その日に予約を試みたのですが、予約は1ヶ月以上先まで空いておらず、試用開始は6月下旬まで待たなければいけませんでした。
減量も。。。
診断の際は、前にも書きましたが、CPAP、マウスピース、手術のいずれかを勧められたわけですが、肥満も一つの要因で減量すれば症状が軽減する事も多いと言われた事もあって、CPAPの試用を待つ間、減量も並行して始める事にしたわけです。
私の身長は約170㎝で診断時の体重が75kg強でした。(検査時は77kg前後)BMIに換算すると26前後で、「やや肥満」に分類されるようです。自分でもやや太り気味だという自覚はあったのですが、WHOの基準では25が標準体重とされていて、「オーバーは少し」だし、定期的に運動(ランニングを週3~4日)をしているので、まあいいだろうと余り真剣に減量には取り組んでいませんでした。
過去1年の体重の推移
過去1年の体重の推移
過去一年の体重の推移は、昨年6月の82.2kgが一番重く、概ね75kg~80kgの間で推移しています。食べている量は向こう1年はほぼ同じくらいで、体重の増減はケガや風邪などで、ランニングを休む事によって起きています。昨年は4月から5月にかけて太もも(ハムストリング)を痛めて約6週間ランニングを休んでいた為に体重が増えていました。また、7月下旬に約1週間日本に行ったのですがその際も、食べる量や飲酒量が増えた割に運動ができなかったので、体重が増えています。昨年秋には、カリフォルニアの山火事の影響で、空気中に灰などが舞っていて、外を走るのを控えたので体重が増えています。今年は2月から3月にかけて、シンスプリントを発症して走るのを休みましたし、5月は大腸カメラの検査とその後の発熱などがあって、2週間程休んでいます。それらのランニング休止期間はいずれも、体重が増えています。
傾向は?
現在の運動量は、ランニングが出来ている時は、週3日程度、1回に走る距離は5km~15km程度で時間にして30分から2時間位です。食事量は、普通の人に比べてやや多めですが、怪我がなくて、運動を続けている場合は概ね75kg前後で安定する傾向です。
現在は75kgより多いので、運動を続けていれば、おそらく75kgまでは減らすことができるという様な感じです。
減量の目標
さて、肝心の減量の目標ですが、長期的には日本肥満学会の標準体重とされているBMI=22.5を目標にしています。体重にすると62~63kg位になります。ということで、現在の体重が75kgですので12~13kgは減らさないといけない事になります。急激な減量はいろいろ問題があるので、1年程度を目途に減量を行っています。
さて、BMI=22.5を目標にしたわけですが、診断の際に医師から10%以上は減らさないと大きな効果は期待できない事が多いと言われた事が大きいかと思います。77kgの10%と言うと約8kgになるわけで、69kgという事になります。従って、短期的には70kgを切るのをまず最初の目標と考えています。
インターネットなどで調べると、肥満が睡眠時無呼吸症候群に影響する大きな要因は首などについた脂肪が気道の閉塞に影響するというのが大きいようです。そうなると、確かに体重を少し減らしたぐらいでは、首周りの脂肪が落ちるとは思えず、それなりに大きな減量をしないと、効果が期待でいないというのはある程度納得がいくものだとおもいます。つまり、首周りが細くなるとか、少し頬がこける位の変化が必要だと思われます。そこで、別な指標として首周りのサイズを先週測ってみました。現在のサイズは38㎝でした。取りあえずは、1㎝位減れば変化があるのではと期待しています。
次回は、具体的な減量の取り組みを書いて行く予定です。
(つづく)
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