鼻全体を覆うマスクの例
(2018年6月23日から24日の睡眠時のSPO2値)
CPAPの試用期間が終わりました!
CPAPの試用期間が終わりました。5日間だけなのであっという間でした。まだ、マスクをつけて寝るのに慣れる事ができず、結局、毎晩約4時間程度でマスクを外していました。これは、ぐっすり眠る事が出来なかったので翌日の影響を少なくするためですが、マスクを外した後は比較的ぐっすり眠る事ができて、翌日には余り影響はありませんでした。
マスクの違い
昨日も、マスクの違いについて書いたのですが、今日は睡眠時のSPO2値のデータを見ながらその違いについて考えてみたいと思います。まずは、冒頭のグラフですが、これは鼻全体を覆うタイプのマスクをして眠った時のデータです。SPO2値の大きな落ち込みは見られず、SPO2値の最低値も93%でした。これでも、結構低い値ですが、CPAPなしの場合に比べて大きく改善されているのは間違いありません。(CPAPなしだと90%かそれ以下になる場合が殆どで、何回か大きな落ち込みが観測されています。)
次が、鼻の穴に直接当てるタイプのマスクをした場合のデータです。
鼻の穴に直接当てるタイプのマスク
(2018年6月24日から25日の睡眠中のSPO2値)
このデータを見ると睡眠初期に何回か大きな落ち込みが見られます。最低値は90%ですが、全体の落ち込み回数はCPAPを使わない場合よりは少なくなっています。これは、昨日も書いていますが、このマスクはずれやすく、ずれてしまった場合は空気が漏れて効果が悪くなるためだと思います。実際は、装着感からこのタイプのマスクを使った日の方が多かったのですが、似た様な傾向のデータが取れています。
データからは鼻全体を覆うマスクの方が優れている!
鼻全体を覆うマスクの方がデータ的には優れているように見えます。実際にずれづらく、しっかり鼻全体をカバーするため空気の漏れも少なく、効果が高い物と考えられます。ただ逆に、実際に装着して場合顔に触れている部分が多いために装着感は悪くなっているのだと思います。ただ、鼻の穴を覆うタイプの装着感が非常に良いかと言うとこれも疑問です。
2018年6月24日から25日の睡眠の深さのデータ
(ガーミンコネクトより)
上のデータは、睡眠の深さの目安を睡眠中の動きから推測しているものです。この日は鼻の穴に直接当てるタイプのマスクを使っていますが、午前4時前から、短い間隔で目が覚めるようになって、午前4時過ぎにマスクをはずしました。その後は、深い睡眠になっている事がわかります。やはり、慣れの問題があるのだとは思いますが、マスクを装着するのは、別の意味で「寝づらい」状況になっているように思います。結局、試用期間の最後に、どのマスクを希望するかを書く用紙があったのですが、装着感を優先して、鼻の穴に当てるタイプのマスクを選びました。選んだ理由は、装着感が一番だったのですが、もう一つ理由がありました。その辺は、次の投稿で書こうと思っています。
(つづく)
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