Thursday, June 7, 2018

睡眠時無呼吸症候群 ~ 体重の影響は?

昨夜(2018年6月6日から7日)のデータ


睡眠時無呼吸症候群と診断されたのは先月中旬になります。睡眠時のSPO2値を調べ始めて約2週間になりますが、意識して横向きに寝ている事もあると思いますが、このデータを見る限り、改善する方向に向かっているようです。

このブログでも書いていますが、そもそも検査を受けるきっかけになったのが、昨年から時折感じる「左胸の違和感」で、脇や背中に及ぶ事もあり、左だけと言うことで、何か心臓に問題があるのかという心配からでした。結局の所まだその原因は判っていませんが、何らかの形で睡眠時無呼吸症候群も関係しているのかもしれません。

怪我によるトレーニングの中止

私の身長は170㎝程ですが、一時体重が90kgを越える事もあって、約10年ほど前から定期的にランニングをするようにしています。おかげで、現在の体重は75kg程度まで落ちています。ところが、歳のせいもあると思うのですが、この数年間で2回ほど疲労骨折をしてトレーニングを休んでいます。疲労骨折になると数か月から半年にわたって走るのは制限されることになって、トレーニングが全くできない状態が1~2ヶ月という事になります。年齢の影響もあって、体力が落ちるのも早く、再開してもなかなか元には戻らずに、筋力が落ちるため、疲労骨折の手前のシンスプリントの状態になる事が多くなって、昨年も、何回か1ヶ月程度はトレーニングを休むことになってしまっています。

ところが、1ヶ月もトレーニングを休むと、食べる量を余り変えていないために、当然体重が増えてしまいます。そうした影響もあって、体重が85kg前後まで増えてしまう事が何回かありました。

どうやら、この体重が増えている時に、左胸の違和感を発症する事が多く、睡眠時に「変な呼吸」になる事が多い様です。実際は、睡眠時無呼吸症候群のテストをした時が記録をみると、およそ77kgでした。妻によれば、「最近は変な呼吸は余りない」と言われていましたが、検査では異常(睡眠時無呼吸症候群)とされています。ということは、体重が多いときはもっと重度の可能性もあるといえるかと思います。確かに、トレーニングを休んでいる時の方が、疲労感も強く、日中の眠気も多かったのも事実ですが、その辺は記録を取っていないので、厳密な体重との相関関係はあくまで推測になります。

しかし、そうした情報を総合的に考えると恐らく75kg以上に体重が増えると、症状が悪化するのではと考えられるような気がします。現在は意識して体重を抑えるようにしていることと、3月以降は5月の2週間を除いて定期的にトレーニングをしている事もあって、違和感を覚えたのは5月に2週間ほどトレーニングを休んだ時だけでした。現在の体重は約75kgなので、症状が改善してきたと考える事もできるのではと思います。

肥満の尺度は?

肥満の尺度としてBMI(Body Mass Index)を使う事が多いと思います。これは身長を基準として、体重を評価する指数になっていて、基準がいろいろ存在します。WHOの基準だと、標準体重がBMI=25とされていて、私の場合75kgだとBMC=26となるのでやや肥満と言う事になります。日本肥満学会の基準だとBMI=22を標準体重としていて、BMI=25を越えると30未満までは肥満(1度)に分類されるようです。
ただ、この尺度は筋肉の量など、体の組成によっては適当でない事もあるようですが、目安としてこの値は広く使われているようです。
私の場合、25に近い値で、運動を定期的にしているという事から、比較的、楽観的に自分の体重を考えていましたが、睡眠時無呼吸症候群と診断されて、少し真剣に減量に取り組んでいます。閉塞性の睡眠時無呼吸症候群の場合、体重と言うよりは首回りなどに脂肪がつくと、それによって気道が狭くなるために症状が悪化されるとされています。そういう理由の為か、症状の改善の為にはある程度まとまった減量が必要であるようです。

最近の運動を定期的にしている状態での私の体重は75kg前後ですので、先ほどの75kgが症状を大きく変える境界に近い値なのではと推測しています。最近の減量で体重は減少傾向ですので、最近のデータの改善は横向きに寝ている事に加えて、体重の減少による改善もあるのではと考えています。

ということで、ここで少し減量についても考えて行こうと思っています。
(つづく)

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