Contec CMS50K
なるべく多くの方に読んでいただきたいと思って、Twitterでも私のブログを紹介させて頂いています。そこで、パルスオキシメーターの具体的な機種名についてご質問を頂いたので、この記事を書かせて頂いています。(Twitterでは文字数の制限もあって詳しく書けないため)
私の使用している機種
わたしは、CONTECというメーカーのCMS50Kという機種を使っています。これに、外付けの指にはめるセンサーを接続して使っています。この機種は冒頭の写真にあるような腕時計型になっています。単体でSPO2値を測る場合、本体横にある赤いLEDの部分に指を当てて、測る必要があります。この測り方では、睡眠中のデータは測定できませんので、外付けのセンサーが必要になります。(別売でした)
アメリカのアマゾンのサイトで買う事ができます。(アメリカドルで150ドル前後です)アマゾン以外でも販売しているサイトが幾つかあります。
さて、この機種を日本のアマゾンのサイトで探した所見つかりませんでした。そこで「パルスオキシメーター」で検索したところ、指に直接本体をクリップするタイプの物は幾つか出てくるのですが、センサーと本体が別になっているタイプの物は、非常に高価な物が多い様でした。本体をクリップするタイプの物でも、スマートフォンやPCと連携して睡眠中のデータを取れるものもあるようですが、個人的にはクリップの圧力が強く、一晩中つけているのがちょっと大変な感じがするのと、寝返りなどで外れ易い気がします。
となると、本体とセンサーが別の物となると数万円の物が殆どでした。これだと、少し手軽に使うには高いのかもしれません。そうなると個人的にはアメリカから個人輸入するのがお手軽なような気がします。私の使っている機種は操作は極めて単純で英語のマニュアルも殆ど読む必要はないと思います。スマートフォンのアプリをダウンロードするだけで使えます。
似た様な機種が同じメーカーから出ていて、こちらは100ドル以下で買う事ができます。この機種は使った事はありませんが、恐らく外付けのセンサーは必要だと思われます。
この機種の問題点
さて、私の使っている機種の問題点が無いわけではありません。ただ、通常の睡眠中のデータを取るだけならば大きな問題ではありません。
最初の問題が、PCと連携しては使えないようです。USBの端子がついていて、外付けのセンサーはここに接続して使用します。本体の充電はここに別のUSBケーブルをつないで行います。この機能に問題はありません。しかし、このUSBをPCに繋いでデータを取りだすことはできない様です。いろいろ試してみましたが、USB機器としてはPCでは認識されません。恐らくセンサー以外の接続は考えられていないように思えます。従って、この端子は充電用と、外付けのセンサー用と考えた方が良い様です。
同様にBluetoothもスマートフォンと専用のアプリを通して接続する事は可能で、このアプリを通してデータを取りだすことはできますが、PCのBluetoothとは接続できません。従って、生のデータを自分で解析したい場合はこの機種ではできないようです。むしろ、CMS50Fの方がそうした用途には向いているように思えます。(ただし、私は使った事がないので断言はできませんが、インターネットの情報を見ている限りこちらはPCにもデータを取り込んだという記事を見かけます。ただし、要検証だと思います。)
スマートフォンのアプリ
CMS50Kと連携して使えるアプリは、「PHMS」です。アンドロイド版もあるようですが、私は試していません。iPhone様を使っています。中国製のソフトですが実用上は問題ありません。使う機能は限られていて
- ログインしてデータをBluetooth経由でダウンロードして、インターネット上のサーバーにアップロード
- 自動的にレポートファイルが生成されるので、それを表示、ダウンロード
- レポートファイルをPDF形式で指定したE-Mailに送信
とこの機能しか使っていません。レポートは、最低のSPO2値や、自動解析によるSPO2値が下がる回数の統計データと睡眠中のSPO2値と心拍数のグラフなどが含まれています。サマリーのグラフの例は前回の投稿にあります。これとは別にもう少し詳しいグラフが着きます。
これらのデータに関して今後、自分なりにデータを蓄積して解析して行く過程でこのブログで紹介して行く予定です。
それにしても、日本の価格は。。。
それにしても、日本のパルスオキシメーターの価格は高過ぎると思います。何か規制があるのか判りませんが、アメリカはその点安価な物が手軽に手に入るので、こうした自分のデータを簡単に集める事ができるのは、便利だと思います。
多くの物は、アメリカのアマゾンでオーダーすれば日本でも買える物も多いので興味のある方は個人輸入を考えられた方が良い様に思います。
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