Monday, July 23, 2018

睡眠時無呼吸症候群と「鼻の通り」


鼻の通りを良くする「ジェル」

CPAPの本格運用が始まって、余り他の事を試していないので最近は報告する事が少なくなってきています。今日は、「鼻の通り」の話です。

CPAPの運用を始める前に、「鼻呼吸」を意識するというのを書きましたが、少なくても私の例では、鼻呼吸は一定の効果があるようでした。私の場合、アレルギー性鼻炎の症状もあって、特に春先は「花粉」の影響で鼻が詰まってしまう事も多く、口を開けて眠る為、朝口がカラカラに乾いてしまう事も多く経験しています。私の睡眠時無呼吸症候群の診断は、今年の花粉の時期が一段落した後だったので、鼻づまりがどの程度症状を悪化させているか、詳しく考えたり、データーを取ったりする機会がなかったのですが、少なくてもインターネットで調べる限りは影響がありそうでした。

CPAPの運用前も、時々鼻の通りが悪いことがあり、SPO2値のデータもそのような夜は悪化する事があったので、抗ヒスタミン剤などを飲んだり、寝室で空気清浄器を使ったりして改善しているのですが、完全とは言えませんでした。
そういう背景もあるので、CPAPの試用時に、鼻が詰まっている場合はどうするのかと質問したところ、冒頭のジェルを勧められました。CPAP使用時も鼻が詰まると、上手く機能せず、先週も1日鼻詰まりが酷い日があって、困った日がありました。

このジェルは、一般の点鼻薬で強い成分が入っている物ではなく、基本的には生理食塩水と、天然の成分でできていて副作用も少ない様で、CPAPの本格運用の前から少し試してみたのですが、ある程度効果があるようなので紹介する事にしました。

日本で手に入るかどうかは判らないのですが、きっと似た様な商品があるのではと思います。

アメリカでは薬局や、アマゾンなどで10ドル以下で買う事ができます。寝る少し前に鼻の穴の入り口に少量つけるだけで、かなり鼻詰まりが解消されます。CPAP無しの時でも効果は大きい様で、SPO2値にも改善がみられました。

CPAP使用時は、鼻が詰まると、口を開けないと苦しくなってしまうため、辛くなるので、こうした対策は大事だとおもいます。



Monday, July 16, 2018

CPAP ~ 本格運用開始!



 睡眠時無呼吸症候群と診断されて、約2ヶ月、ようやくCPAPの本格運用が始まりました。診断されてから、自分でも症状を詳しく把握したいので睡眠時のSPO2値も毎日測定して記録を残しています。これで、対策の効果も判るのでいろいろ役に立っています。

 6月13日にCPAPの機器をピックアップしてきたのでその夜から早速使っていますが、気づいた事が1つありました。
 というのも、前回の試用期間中はSPO2値が下がるような事はなかったのですが、今回は3日ほど使っていますが、睡眠中に何回かSPO2値が下がるのが観測されています。若干機械の設定も異なるところはあるようですが、どうもこのデータは本格運用開始前のデータとほぼ同じ傾向のようです。

 睡眠中のSPO2値を測定しているパルスオキシメーターですが、どうも寝返りなどで動いた時などは誤った測定値を示す事があるようで明らかに起きている時にも下がる事があって、一概にSPO2値が下がっているだけで無呼吸になっているとは判断できない様です。以前のデータから見ると、無呼吸で下がる場合は心拍数が跳ね上がるなど別の要因があるように思えます。実際に、CPAPが使えるようになるまでの間、減量も含めていろいろ対策を行ってきていますが、体重は5kg以上は減っていますし、鼻づまりを解消して鼻呼吸をするようにするなど、確実に高価は上がっているように思います。

 暫くはCPAPを使ってその効果を確認する事にします。

(つづく)

Friday, July 13, 2018

CPAPの試用その後

本格運用もこの機械です!

ようやくCPAPの本格運用開始
少し間が空いてしまいましたが、近況の報告です。
先月(2018年6月)20日に試用の為の機械を借りて来て、5日間の試用をしたわけですが、約3週間かかかって、医師からの処方が機会を扱う会社に行って、実際に本格運用するための連絡が来ました。

アメリカのこの手の手続きは時間がかかるものですが、最初の試験が4月で診断が5月、CPAPの試用が6月、そしてようやく本格的な処置が始まるわけですが、すでに3ヶ月かかっています。今朝、その会社のよって機械をピックアップしてきました。

本格運用に使う機械は試用したものと同じ機種で、ResMedのものです。

当初は購入と聞いていたのですが、詳しく説明を受けたところによると、暫くはレンタル扱いで、機械の調整などを行った後に最終的には購入する事になるようです。

当面の費用は?

気になる費用ですが、今回は最初の設定と消耗品(マスクなど)のお金として自己負担で約30ドル弱を支払いました。基本的には保険が90%をカバーするようです。

暫くは、レンタル扱いで、月々は約10ドル以下の支払いで、保険のカバーを得るためには1日あたり、4時間以上の使用が求められる様です。数か月のレンタルの後、最終的には購入の手続きをするようですが、レンタルで払ったお金の一部は購入の際の代金の一部として当てられるようです。マスクやホースなどの消耗品は定期的に新しい物と交換するようです。

病院の受診は?

使用時のデータは携帯回線を介して業者と病院に送られるようで、後は定期的に医師を受診して状況の確認や、処置の効果などを見る様です。データだけで済む場合はCPAPの機械を持参する必要はない様ですが、場合によっては機器を持って受診して指導を受けたりする事もあるようです。

引き続き私の治療状況をレポートしていきます。


Monday, July 2, 2018

減量の状況 ~ 減って来ています!


この1ヶ月の体重の推移

鼻呼吸の効果を検証中ですが、今日は減量の現状についての報告です。
まずは、昨日の体重が73.4kgでした。4週間前が、75.6kgでした。1週間単位での平均を見ても、6月1週目の平均(6月5日から11日)が75kgで、先週の平均が73.63kgですので、1.3kg程度体重が減りました。ということで、1ヶ月の目標が1kg強ですから、減量の方は順調だと思います。

SPO2値の測定結果からも、体重による改善もある程度はあるのだと考えています。鼻呼吸など、別の対策も考えていますが、体重減による効果も無視はできないのではと考えています。体脂肪率(体重計による推定値)も1ヶ月前は20%でしたが、最近は17~18%まで改善しています。BMIも25に近くなってきています。
やはり、CPAPを使用した場合の数値は確実に良い値になっていますので、睡眠時無呼吸症候群の症状としてSPO2値の落ち込みがなくなったわけではありませんが、改善はみられています。という事で、減量の方は引き続き行って改善の推移を見て行こうと思います。

(つづく)